まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

花冷えの 谷に花見の 客二人

2012年04月07日 | 時にはぼぉっ~とする時

 今日も肌寒い空気が流れる冷たい一日になった。本来ならば、昨日からしわく広島に戻って、「こんぴらさん」のお祭りの準備やらお掃除やらをやることになっていたのだが、急遽、お客様が来られるというので・・・今日は在宅命令がけいこばぁから出された。

 

 で、午前中は、そのお客様のお土産用として「たまご」を買うためにお出かけになった。

 

 東かがわ市五名(ごみょう)にある「白鳥(しろとり)農園」は、人里離れた自然の中にぽつんとあるが、養鶏場の建物が建ち並ぶ工場群みたいな雰囲気のところ。

 

 養鶏所らしく鶏卵や鶏肉などが販売されているが、営業日は土・日・祝日のみで営業は10時から16時。お食事だと11時から21時までだとか。ここでたくさんのたまごを買った。

 

 その帰りに・・・けいこばぁが・・「タラの芽の天ぷらに、蕗の薹も欲しいわね~」というので、同じく五名(ごみょう)地区の鈴竹(すうたけ)という谷に入った。母のさっちゃんの実家がある所。

 

 少し背丈の高くなった蕗の薹をレジ袋いっぱいになるまで採った・・・。なぎちゃんやはやてちゃん、たっちゃんも競争でフキノトウ探し・・・。今夜の夕食はタラの芽とフキノトウの天ぷらになりそう・・。

 

 で、お昼は近くのセルフのお店「まるたけ」になった。とにかく、今日は忙しいのだ。

 

 で、無邪鬼さんが「月見うどんはないのか」というお問い合わせだったものだから、初めてではないのだけれど、久々に・・・「月見うどん」を注文した。私の場合は、できあがったおうどんの上から生玉子を載せるのだが、プロは、麺の上に生玉子を載せてからかけ出汁をかける。どうでもいいことのようなのだが、味は変わるのだろうか・・・。

 

 もう、孫たちは川遊びだ・・・。コンクリートを練る「舟」という容器に乗って川下り・・・。オールを昨日から手づくりしていたらしい・・・。

 

世はまさに春なのだが、いかんせん・・・寒い・・・。今夜は絶好の花見の時期だが、この寒さでも貫徹するんだろうか・・・。風邪ひきまっせぇ~・・。

  

 二時過ぎからは・・・今度は「お客様のお土産用のタラの芽」探しだと・・・。さすがに、タラの芽探しはもう、飽きてきたところ。

 

 けいこばぁは軍手にこうもり傘の柄をかざしてのタラの芽採り。傘の柄の曲がった部分で、タラの幹をひっかけて芽を摘み取る手段・・・。

 

 たっちゃんとなぎちゃんは・・高枝切りはさみを使ってタラの芽を摘み取る手法・・・。

 

 これはほんの一部。きれいなところをお土産にして、形の悪い物や小さなものは今夜、天ぷらにするつもりらしい・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。桜の時期だからこれにしたが、あえて解釈も説明も不要だと思うので省略・・・。

じゃぁ、また、明日、しわく広島であえるといいね。

 



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
re:幸福招来 (まほろば)
2012-04-09 13:32:36
おせわさまです。

 タラの芽採り・・・。こうもり傘をなるたけ高い所に引っかけて木を曲げて採ります。近いところだと木が曲がらない。だから、長いこうもりがいいですよ。それと、軍手よりも皮の手袋が強いからとげでも大丈夫。

 上手に採ると、また、新芽が出てくるからまた採れる。折ったり切ったりすると、それで枯れてしまっておしまいになる。5月の半ばまでも楽しめますよ、タラの芽採り。
返信する
re:花見日和 (まほろば)
2012-04-09 13:27:16
おせわさま。
 花見は弾んだでしょうか。島でもこんぴらさんの後は、桜の下でこんぴらさんのお弁当やらお酒を持ち出して花見をしたもんやけれど、過疎化やらなんやらで・・そのまんま解散。
 昨夜は島のお友達とお祭りのあとの反省会(?)で飲んで食べて。今日は二日酔い。

ありがたいこってす。
返信する
いいアイデア (旅と・・・)
2012-04-09 08:02:40
タラの木はとげが痛い。けど、このやり方なら楽に採れそうです。アイデア、いただきま~す。

やっと春が来ましたね。この歳になると楽しいことを自分で見つけないと、向こうからはやってきそうにありません。

まほろば様のいろいろな活動を参考に私も頑張ります。
返信する
Unknown (無邪鬼)
2012-04-08 07:04:33
『死に支度致せ致せと桜かな』一茶

『正月やあの世の旅の一里塚』?一休

似たような感じやね。

一茶は晩年、卒中を患い結局は悲しい感じで終焉するけど一茶の在所である信州の川中島の奥はこれから遅い春を迎え山里にいろんな花々が咲き乱れ若い緑がむせかえる様に芽吹き良い時期に成るのでしょう。
そんな時、己の命のともしびをつぶさに見つめ、一茶らしい軽妙さで詠んだんでしょうね。

ところで、月見うどんってやるのね。

やはり、なんか腐敗したような温泉卵より月見の方が見た目にきれいだ。
と、言ってもオイラはあまり月見は食べないなぁ。
時々食べるのは天ぷらにネギをたっぷり入れたのがいい。

今日は千葉ポートタワーまで自転車で行き昔のFの同僚とお花見なのね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC
しかし、晴れれば風があって冷たくてね。
今日はどうだろう。
少し不安。


返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。