まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

堂々と 悩んで生き抜く 彼岸花

2018年09月09日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で雨となり、激しく降る所があったらしい。気温は23.6度から26.5度、降雨量は0mm/hから10mm/h、湿度は92%から78%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の10日は、前線や湿った空気の影響で昼前まで雨が降り、雷を伴う所がある見込みで、昼過ぎからは湿った空気の影響で概ね曇るらしい。

 

 今日は朝から終日雨。気圧は1005hPa、気温は20度、湿度は78%が朝のデータ。体重は65.6Kg。おなかの張りはない。

 

 山の神神社のしめ飾りは準備できていたのだが、境内のお掃除などは来週の16日に順延することになった。雨に濡れてまでやるようなことでもない。

 

 で、今日は「おへんろつかさ養成講座」の志度寺現地研修の日だったが、まだ体調がよくないので今回もパスすることにした。私のご用はとくにない。駐車場係くらいなものだ。

 

 そこで、朝の間は事務作業ということで、10月の行事予定表なんぞを作成していた。来月まで生きていけるかどうかは定かではないが、一応、生きていく上での目標みたいなものだ。

 

 こちらは11月分のスケジュール表である。法務や講演会は、体調不良・・・ということで、当分の間はお休みさせていただいている。その診断書もいただいている。

 

 で、今日は高松市での「ひょうげ祭り」の日である。奥方が何年も前から一度、見学したいと希望休をとってまでの拝観である。ひょうげ祭りというのは、江戸時代に水不足解消のため、新池を築造した矢延平六の徳を偲び、水の恵みに感謝し、豊作を祝うお祭り。祭りでは、色鮮やかなメーキャップをした人々が新池までの約2キロの道のりをひょうげ(おどけ)ながら練り歩き、 最後は神輿ごと新池に飛び込んでクライマックスを迎えるもの。

 

 消防車に前後をガードされて、お祭りの一行は、浅野地区集落研修センターから新池まで奇抜な化粧や衣装を身に纏った人々が約2時間ひょうげ(おどけ)ながら練り歩くもの。

 

 高松城を水攻めにするために池を作ったとのい讒言(ざんげん)で、阿波に追放になった矢延平六をしのぶため、また、農民一揆と間違われないため、肥料の袋の衣装や、野菜の刀、野菜の帽子などで、おどけながら武士をバカにし、殿様を阿呆もの扱いする道化者の行列で皮肉たっぷりの行列を組む。

 

 このころは小雨状態で行列もスムーズに進行している。この独特のメークが面白い。

 

 馬も平六さんも雨具姿ではさえない表情。

 

 最後はおみこしだが、これらもお手製の神輿で。最後はかき手もろともに池の中に飛び込むとクライマックスになる。

 

 昨年のおまつりはこんなもの。やはり、まつりは晴天が一番だ。

 

 そして、これがクライマックスの場面。今年は降雨のため、私たちは途中でリタイアして帰宅した。

 

 今日の掲示板はこれ。「念仏は悩みをなくすのではなく 堂々と悩んでいける道である」という曽我量深先生の言葉からである。妙好人といわれた庄松さんはまさしく安心して悩むことができる道を見出された。「(悩みを)持ったまま」「邪険という角を持ったまま」、安心して堂々と悩 んでいける道しか、私たちがすくわれる道がないと仰せになったのは法然上人さん。そこには、いのちを我が物にして苦しんでいたことから解放された法然さん の喜びがある。思いどおりにならない状況のなかに、実は光輝く世界があるもの。法然さんは、「真宗の教えは立派な人になっていく教えではない。人間は愚か であるがゆえに、はかりしれないいのちからの呼びかけを常に聞いていかなくてはならないのだ」と言われている。この呼びかけを忘れて、自分の思いにとらわ れてしまうのが凡夫とよばれる私たちのあり方なのであろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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