まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

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2018年02月25日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

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 曇り。洗髪、身体拭き、着替え、荷物片付け、部屋移動準備。

 

 25日の日曜日。明日のオペ(手術)に向けての移動準備に暮れた日。オペに向かって、シャンプーをしてもらって、それでも気分は重い。なにせ、生死をかけた心臓の手術なのである。

 

  こういうメンバーが南棟3Fフロアーのスタッフである。心臓血管センターは、循環器内科、心臓血管外科、血管内科の3科が一心同体となっている。循環器疾患一般を診療しているが、急性冠症候群や急性心不全については救命救急センターと連携し、24時間体制で対応している。この付属病院の看護師はおよそ600名、その内の一割に当たる60名が男性看護師であるという。

 

 心臓血管センターは、大動脈解離、感染性心内膜炎、重症心不全、高難度冠動脈形成術、肺塞栓を含む深部静脈血栓症、末梢動脈疾患に対しても迅速かつ最上の治療を行っており、心臓血管外科では、心臓バイパス術、弁膜症手術、大動脈手術を最先端の技術を用いて最善の治療を提供するだけでなく、心房細動などの不整脈に対する手術、さらに重症心不全に対する再生医療を組み合わせた左室形成術などを行い極めて良好な成績を得ているのだとか。

 

 当面、必要なバスタオル・タオル・下着・紙おむつ・お箸・スプーン・歯磨きセット。これは、CCU(心臓血管治療部)で使うもの。はなからいらないもの、本・タブレット端末・デジカメ・電池・スマホ・充電器・日記帳などは奥方の車に積み込んで保管しておく。

 

 オペ後に必要な、スマホと充電器・イヤホン・日記帳・ボールペン・テレビカード・・・等と細分化して保管しておく。

 

  点滴ヘパリンが増量されるなど、オペに向けての準備が着々と進む。

 

 今夜もまた、永い永い夜になるのかも知れない。

 

 CCUは、心臓血管外科術後・急性冠症候群・心不全・重症不整脈などの重症心疾患患さんを収容するところ。現在はハイケアユニットとして稼働中。CCUナースには、患者さんの状態を的確に把握するためのフィジカルアセスメントや急性期の病状に対応できる判断力が求められるため、看護師一人ひとりの成長に合わせたスキルアップに力を入れており、また心臓血管センターと連携を図りながら、患者さんが早期に回復できるように寄り添って支援している。私はここに7日間、お世話になる。

 

 ある意味では、現代でも宇宙に果てしがあるかとか、無いとか。人間は死後生存するとか、しないのか、という。この病院がいいのだと、この先生が良いのだとかと、世の中の人は言うけれど、この私が、今、やらねばならないことは、命を任せた日浦ドクターの指示に従うことである。それにちなんだ話を一つ紹介しておきたい思うのである。

 「毒矢のたとえ」
  ある人が毒矢に射られて苦しんでいるとしよう。
  彼の親友や親族は医者を迎えにやるであろう。
  しかし当人が「わたしを射たものが、王族であるかバラモンであるか・・・
  背丈が高かったか低かったか。弓や矢はどのような形で、材料は何であるか、
   それがわからないうちはこの矢を抜き取ってはならない」と語ったとしよう。
  それではこの人はやがて死んでしまうであろう。

                (『マッジマニカーヤ』)
 
  
 今日の内容とは全く関係ないが、今日の掲示板はこれ。「他人の不幸は小さく見えて 自分の不幸は大きく見える」というもの。誰の言葉だったか忘れたけれど、「人間って、双眼鏡みたいなのを持っていて、他人の幸せは、大きく見えるけれど、他人の不幸は、小さく見えるんです。逆に自分の幸せは、小さく見えて、自分の不幸は、大きく見える。そこが解ってないと、一生、幸せになれない」という言葉があった。また、「いつだって、自分に足りないモノばかり数えてしまう。そんなことより自分が持っているモノを数えるべき。」という言葉も、思い出した。「本当の幸せって、それを感じ取れるチカラかも知れないな~」と思ってしまった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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