蓼科高原は紅葉真っただ中。
走る車から見るだけでもドライブが楽しい時期です。
横谷峡で歩き疲れたので温泉に入りのんびりしたい所ですが
チェックインまでには少々時間が早い。
ホテルから蓼科湖まで車で3分と書かれていました。
紅葉も綺麗なようです。
そこを散策する事にしました。
向かっていると、茅葺き屋根と紅葉が目立つ建物が目に入りました。
「あれ、何?」
時間もあるのでUターンして戻ってみました。
そこは・・・
映画「東京物語」の監督として知られる小津安二郎監督が「水が美味い、
酒が美味い、空気が美味い」と蓼科高原を気に入り晩年、脚本執筆の場所として
構えていた別荘、「無藝荘」でした。
数々の名作がここから生み出されたそうです。
今は茅野市の管理となり一般公開もされているようですが
残念ながらこの日はお終いでした。
風情漂う五右衛門風呂、囲炉裏、台所など当時の物が残っており
案内人からエピソードなども聞けるようです。 入館無料・・・
周りを巡ってみました。
オレンジと赤のグラデーションの紅葉が余りにも綺麗で見とれてしまいました。
「こんなの家の庭にも欲しいね~」
次は蓼科湖に行ってみます。
駐車場から見える対岸の紅葉が見事です。
周囲は1100mと書かれていました。
歩き疲れてはいましたが、向こう側にも行ってみたい~
一周回っちゃおう~~!
近くに行ったらそれはそれはお見事。
反対側から駐車場方面を見ると蓼科山と北横岳が見えます。
この日の山頂は晴れていますね。
一夜明けたらビックリでしたよ~~!
そろそろ時間になったのでホテルに向かいます。
お宿は「蓼科グランドホテル滝の湯」
実はこのホテル15年くらい前ですが甥っ子が少しの間
働いていたことがあるので一度行ってみたいと思っていました。
滝の湯の開湯はおよそ1200年も前。
その後武田信玄の「隠れ湯」と呼ばれるなど歴史に名を刻んでいる名湯だそうです。
運よくいつものサイトから予約することが出来ました。
平日なのにやはりシーズン中という事もあり賑わっています。
流石にシニアばっかりです~。
まず、渓流露天風呂棚湯に行ってみます。
下に滝の湯川が流れ紅葉を見ながら疲れを取ります。
お風呂に行く渡り廊下は撮影スポット。
窓を少しだけ開けて滝の湯川をカメラに収めています。
私も・・・
いつものようにバイキングの食事ですが種類も多く美味しく頂きました。
70種類以上の多彩なバイキングと書かれていましたが
そんなに食べられるものではありません。
それでも食べ過ぎて寝る前にもう一度温泉に浸かろうと思っていたのに
「ちょっと食休み」と横になったら疲れでそのまま朝まで寝てしまいました。
蓼科高原の紅葉を思いきり堪能した1日目が終わりました。
翌日は八ヶ岳ロープウェイに乗って2000m以上に行ってみます。
「寒そう~~!」
こういう時期に行くべきところですね。
場所のチョイスが素晴らしい!
行って見たいです~~
今年は台風の影響でどこも紅葉がいまいちのようですがここは大満足しました。
来年の10月後半頃是非行ってみて~
我家の近辺も東京も紅葉はこれからですね。