朝はお布団から夜は湯舟から出たくない寒さになってきましたね。
続きです~
日本海を眺めながら海沿いの道をしばらく走っていると
出雲崎辺りで虹を見ました。
振り返ると雲の間からはたくさんの天使の梯子が下りています。
しばらく行くと現在は停止中の柏崎刈羽原発が見えてきました。
そこから内陸に入ります。
初めての町や村、これから厳しい冬を迎える新潟県は冬支度が始まっています。
道路には両脇に高い紅白のポールが立ち、どれだけ大雪が降るのか想像できます。
山の木々は褐葉、初冬のもの寂しい感じが既に漂っています。
夫の職場の方に教えて頂いたお宿は・・・
松代町にある芝峠温泉「雲海」
名前の通り、運が良ければ素晴らしい雲海が見えるのだそうです。
従業員の方にお聞きしたら、毎日見えるわけでは無くて
夜冷えて翌朝晴れの日が出やすいのだそうです。
寒暖差の激しい秋と春が雲海の出る確率が上がります。
夕食の時にも「明日は出ますかね~?」「どうでしょうね~」
出る?出る?っておばけみたいですね~
到着時は日帰り温泉の方も利用するので賑わっていましたが
夜は泊り客だけなので空いていました。
のんびりと温泉に浸かり極楽極楽~
早目に就寝。
さて、翌朝・・・
どうでしょうか~
恐る恐る窓のブラインドを上げてみます。
「どう~~!」 「おぉ~~!!」
棚田と雲海の松代。
パンフレットには・・・
日本の原風景が残る越後まつだい。
雲海の中に身をゆだね、ゆったりと温泉に浸ろう。
折角なので露天風呂から泊り客の奥様方二人と
雲海を眺めました。
「出ましたね~~!」
幻想的~~
お風呂から戻ると、日の出が間近です。
空が段々と焼けてきました。
日の出です。
巻機山の左肩から太陽が昇って来ました。
日が昇り外はだいぶ明るくなってきました。
ロビーや展望ラウンジから眺める事もできるのですが
写真が撮りたくてデッキに出ていたらすっかり湯冷めしてしまいました。
昨夜あれだけ食べたのに朝食もしっかりと完食。
ここは朝食がゆっくりの8時からです。
きっと7時台は「雲海をゆっくり堪能してください。」
という事からもしれません。
日も昇り朝食後は雲海の下の集落が見えてきました。
この雲海は十日町市を流れる渋海川から出る水分により霧の層を作り出します。
今回は何とかこの幻想的な雲海を見る事ができラッキーでしたが
写真で見たらもっと真っ白く山の上の方まで一面に覆いつくしていました。
見えるのは正に時の運なので今回はこれでも大満足です。
どこまで付いているokeiさんなのでしょう。
ホテルの名も「雲海」ホテルなのですね。
さっそくメモして何時か私も行ってみたいと思います。
何よりも雲海の手前の棚田がいいですね。
棚田を探して各地を歩きましたが宿から見えるなんて最高です。やっぱり何としても行かなくては・・・
お山の名前、調べられたのですね、全て私にとって懐かしい山ばかりです。
今年の締めくくりにこんな運に恵まれて満足して帰ってきました。
お宿の部屋は山岳館と棚田館があり今回は山岳館を選んだのですが棚田館の方はもっと棚田が見られるのかもしれません。
実は山は調べたのでは無く露天風呂に貼ってあった写真に書き込まれていたのを覚えてきたのですが右側の方までは覚えられませんでした・・・