台湾から帰った後、浄化槽の工事、秋のお彼岸と続き
中々ブログに集中できませんでした。
さあて・・・ 忘れない内に記録しておかなくちゃ~~
今回の台湾旅では息子のリクエストだったのですが当人が行くことが出来なかった
台中にある「霧峰林家花園」に行きました。
以前息子の職場に居た台湾人の先輩がどうやら
ここの末裔らしい。
「台湾に行ったら観光地になっているから行ってみて」と
言われて息子のスマホにここの写真がありました。
「ならば、行ってみましょう~」と計画したのに
肝心の息子が行けなかったのは兎に角残念でした。
でも、未だに続く台風被害、
ニュースを見るたびに「仕方なかったね」って・・・
ネットからここのわかりやすい説明を見つけました。
台湾五大豪族とは・・・
基隆顔家・板橋林家・鹿港辜家・高雄陳家・そして霧峰林家
乗る時間の電車を教えてもらい途中駅で娘家族と合流し
あちらのご両親と娘婿のお姉さんと新幹線の苗栗駅で
合流、総勢9人の台中観光となりました。
お義姉さんは台北で旅行関係の仕事をしているので
色々の手配などとっても頼りになるツアコンです。
この日は仕事を休んでこちらを手伝ってくださいました。
苗栗駅から台中駅までは新幹線なら25分くらいかな?速いです。
台中駅からはタクシー2台で「霧峰林家」に向かいます。
実は台中は1999年9月21日、マグネチュード7.6
という大きな地震がありました。
その時にこの林家も倒壊してしまいました。
しかしその後一族力を合わせ再建を続けています。
素晴らしい歴史建築ですが設計図に起こされたものがあり
そこの部分は再建できたのだそうです。
未だ再建中なのですが2013年より一部の見学が再開されました。
見学できるのはかつての居住エリア「宮保第」と
賓客を持て成す「大花庁」のみです。
タクシーはレンガ造りの建物の前で止まりました。
入園料は大人250元、孫は一人だけ125元。
新幹線もここのチケットもみんな買っていただきありがとうございます。
莫大な再建費用がかかるのですから仕方ないですね。
ガイドさんの登場を少しだけ待ちました。
いよいよ見学コーススタート~ 75分です。
林家は18世紀半ば中国福建省から渡ってきました。
樟脳の専売権を得て巨万の富を築いたようです。
展示物に知ってる名前見つけました・・・「板垣退助」
軍隊も自前で・・・19世紀の物。
大きな鉄砲は二人がかりで使ったという図ですが、前の人大丈夫だったのでしょうか?
途中で休憩、お茶のサービスがあります。
暑いのでホッと一息。
丸い壁を抜けると・・・
「戯台」
2014年台湾の歌手「蔡依林」さんと「安室奈美恵」さんのコラボ曲
のミュージックビデオがここで撮影されました。
床下には音響のための大きな壺が置かれ
天井はボタンが彫られて手の込んだ装飾になっています。
舞台裏もちょっと覗かせていただきました。
紅いカーテンの向こう側が舞台です。
応接室も豪華です。
広い林家
少し歩いたところに庭園があります。
ここは現在博物館や中学校、高等学校などになっています。
ちょうど昼時で高校の学生さんたちが体育の授業を終えて
教室に戻るところでした。
こんな環境の良い場所にある学校で学べていいですね。
日本統治時代、台湾に残るか中国に戻るか二年間の
猶予があったらしいのですが林家は一族で中国に
帰り日本統治終了後、国民党と共に再び台湾に戻り
彰化銀行を家族で経営したということです。
台中をもう少し見学しました。
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