庭の白木蓮とスノードロップが咲きました。
白木蓮が満開になると毎年必ず雨になります。
花の命は短くて・・・
雨にあたると茶色くなり花びらが落ちてしまいます。
でも、この時期は毎年雨が降らなくて乾燥状態、
待ちに待った雨でした。
雨上がりの今日は埃が落ちて久しぶりに清々しい空気。
周りの景色も違って見えます。
まん延防止でお店を臨時休業していた時に
県南の春日部市に行く用事が出来ました。
春日部市と言えば「クレヨンしんちゃん」ですが
同じ埼玉県内でも北部と南西部、特に知り合いも
いないので殆ど行くことが無い場所です。
用事は午前に済んでしまうので「何処か寄ってこようか?」
そこで思いついたのがテレビでよく見た「地下神殿」です。
前の晩に急いで見学のネット予約をしましたが
今の状況で団体のツアー客が居ないため簡単に予約OKでした。
地下神殿コースは116段の階段を自分の足で昇り降りできれば
誰でも見学する事が出来ます。
有料です。
地下神殿コースは55分1000円・立坑体験コースは1時間50分で3000円
ここ埼玉県から東京湾に流れ込む何本もの川。
昔から浸水被害に悩まされてきた地域。
首都圏の洪水を防ぐために作られた調圧水槽が防災地下神殿と呼ばれています。
地域内を流れる川の洪水を取り込む5つの立坑から地下トンネルを通して
地下神殿の水槽に集められ、水の勢いを弱め巨大排水ポンプを使い江戸川に排水しています。
この巨大な地下水槽を見学する事が出来るのです。
巨大な地下空間、浮力で浮き上がってしまわないために
幅2m、長さ7m、高さ18m、1本約500トンの重さの
コンクリートの柱が59本林立しています。
この様子がパルテノン神殿の様なので「防災地下神殿」として周知されているようです。
案内係の方(コンシェルジュと言うみたい)について行きます。
このグラウンドの下に地下神殿があります。
入口から116段(ビル5,6階相当)の階段を下ります。
そこに現れるのは・・・
「わぁ~~!!」 圧倒されます・・・
説明によると昨年(2021)は6回使用したそうです。
外には地下トンネルをを掘ったシールドマシンがあり
地下鉄工事などにも使われているのを映像で見た事があります。
正確に掘る日本の技術は素晴らしいらしい。
ここ数年、各地での水害被害のニュースを見ます。
なんか・・・気候がおかしい・・・?
これが出来たおかげで首都圏はだいぶ安心に暮らせますね。
それにしても毎年二ュースを見て思う事は
水の力は怖い~~~!
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