風化～「国靖し」とは・・・

猫さん今晩は。昨年は特集日記にお付き合い下さり有難うございました。ご面倒ですが今年もどうか宜しくお願い致します。
今年は既報の通り、先の大東亜戦争こと太平洋戦争の終結より60周年を迎えます。まあ実質的には敗戦だったんですが・・・。
色んな歴史と同様、戦史にも色んな表情がありますね。言わば1枚のカードの表と裏にも例えられるでしょう。華やかな栄光に彩られた表の一方で、残酷と悲惨が渦巻く裏の面、それぞれが渾然一体となっていると言う事です。
さて現在、良かれ悪しかれこうした戦史の風化が指摘されています。昨日他の交信仲間に宛てた伝言にある戦時の遺構の問題、そして先日広島にて発生した原子爆弾慰霊碑の損傷事件。他にもこうした問題は散発している様です。
背後にあるのはやはり、歴史教育の不徹底から来る風化の問題があるでしょう。特に近現代史の教育はほぼ蔑ろにされているのが実情でしょう。こうした戦史は本当は「知らなかった」では済まされないものがあると思います。
これらの将来へ向かっての解消が、我々に課せられた使命の1つだと強く思いますね。
明日は原爆忌。我々の大切な友人、らむSAN
の地元をその昔襲った忌まわしい悲劇の日です。これについては明日、同氏への伝言の形にて申し上げたく思います。*(日本)*