Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自衛隊陸上イージス「撤回」報道は嘘臭い

2020-06-21 20:59:10 | 国際・政治

一昨日から、条件付きで今季プロ野球試合がほぼ3カ月遅でシーズンに入った。序盤の3連戦 拙者の応援するセ・リーグ、中日ドラゴンズはお蔭様で 2勝 1敗と勝ち越しで 今季初の地元試合に臨める事となった次第。遅れの原因は、勿論今年初来流行の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎流行に伴う試合見合わせが続いた事による。開始後も当面は無観客試合が続くが、勝敗をさておいても まずは試合ができる事を多とすべきだろう。悪くすれば今秋にも第二波感染が生じ得るとも言われる。考えたくはないが 再びの中断をも視野に、各チーム共悔いのない試合を心がけて頂きたいと思う。

本題です。前回も少し触れた 自衛隊陸上型ミサイル防衛装備「イージス・アショア」が、技術面の不安から計画の進行が停止された事に伴い、河野防衛相による当該二地域、山口、秋田の両県知事向けに陳謝が行われた。まずこの事に一定の理解を表したい。計画自体は河野大臣の着任以前からの事だが、まず最初に前述両県へのお詫びが発せられたのは当然とはいえ、賛否あるのは分かるもまずは妥当だったろう。それを踏まえて 当面は海上イージスの補強で対応を行い、安全度が担保された所で立地面の見直しをした上で 陸上イージスを再検討しても良いと拙者などは思う。与党内には 党に対する十分な相談がなかったとして不満を表す向きもある様だが、それは米国製装備である事で 自衛隊の責任は有限である事への配慮でもあるとされ、そうした不満を表にするのは不適当だろう。

それにしても既成メディアのこの件への扱いも、やはり適切を欠く様だ。少なくとも朝日新聞一味を初め 左傾メディアには陸上イージス計画そのものが撤回された様なバイアスのかかった記述が目立つ様だ。昨日の朝日ネット記事を見てみると・・

「陸上イージス。停止から撤回へ 政府、代替案ほ議論」

政府は 6/19、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を撤回する方針を固めた。来週中に国家安全保障会議 NSCの四大臣会合で撤回の方向性を確認。NSCで 9月までに陸上イージスに代わるミサイル防衛などについて議論した上で、今年末にも防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画を見直して正式決定する。

政権幹部が明らかにした。安倍総理は 6/18の記者会見で 陸上イージス配備計画の停止を受け、安保戦略のあり方を今夏に集中的に議論し 新方針を打ち出すと表明していた。

NSCでの議論は 6月下旬から始め、(予算)概算要求の締め切りとなる 9月末までの間に集中的に行う。NSCで決めた方向性を踏まえ、政府は今秋にも有識者による懇談会を設置し 国家安全保障戦略(NSS)の初改定に向けた議論を本格化させる。有識者懇談会の結論を受け、今年末にも NSSを改定。「ミサイル防衛」「ポストコロナ」「経済安全保障」の三つが改定の柱になるという。(引用ここまで)

此度の陸上イージス配備計画は、推進装備ブースターの安全落下が保障できない現状では一旦は撤回やむなしという面はあろう。ただ、将来に亘って永遠にどうかと言えば そうは断言できないのではないか。朝日記事を一読してみると、どう譲っても「今回は撤回」→「永遠に撤回」との願望を込めた思考バイアスがかかっている様に思えてならない。変更、捏造、歪曲が最早伝統的状況に陥っている朝日一味の論調からすれば、そう受け取られても仕方がないではないか。勿論詳しくは 国家安保会議 NSCとその関連会合の議論に待つ必要もあろうが、朝日一味を含む左傾メディアの出方はその辺りが意図的に混同され、真に受けると間違ったシグナルだったとかにもなりかねない。我々は、そうした所にも留意してこれら情報と向き合う必要があろう。

朝日一味はこれ以外にも、与党自民の ダーウィンの進化論を引用した改憲を目指す SNS発言に誤用があったとして、批判的見解多数に晒されているなどと報じたらしい。与党発言は責任重いだけに、誤用が正されるべきは当然で それに関する説明も誠実にされるべきだが、取り上げる朝日一味の姿勢はやはり不良と言わざるを得ない。進化とは関係のない改憲にダーウィン見解を結びつける発信を懸念する専門家見解を載せ「ダーウィン進化論で重要な『自然選択』は生物の集団の中に性質の違う多様な個体がいることで、環境の変化かせ起きても生き残る者がいることを指す。あくまで集団レベルでの現象であり、個体のレベルや憲法改正に適用できるものではない」とした。

本当にそう言い切れるのか。ならば自民ツィッター引用文中「唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」の下りを全否定できなければならない。そこまで断定する訳には参らないだろう。むしろダーウィン進化論の引用に一定の無理はあるにせよ、この一味が忌み嫌う改憲への流れを強めたくないという願望からだろう。そんなバイアスに迎合する様な意思は、少なくとも拙者にはない。これも又「間違ったシグナルの発信」の一つと心得るものだが。今回画像も 先年ので恐縮。新潟・山形両県に跨る日本海の名勝「笹川流れ」付近の様子を少し。通線路は JR羽越線。以下に、関連記事をリンク致します。(遠藤健太郎オフィシャル・ブログ様) http://endokentaro.shinhoshu.com/japan/post7206/

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安倍政権、大いなる放置の代償

2020-06-19 14:16:02 | 国際・政治

既報の通り、昨夏の参院選・広島選挙区での公職選挙法違反(買収)容疑で元法相・河井克行衆議と夫人の案里参議の夫妻が逮捕された。この選挙に際し、総理官邸が広島選挙区の改選 2議席独占を狙っての選挙戦のあり方に 明らかな無理があった様だ。河井案理候補(当時)の擁立に際し、通例の 10倍ともいわれる 1億円超の選挙資金投入を初め、地元与党の有力候補も競合の末落選させたとかで、無理にして強引な選挙手法が与党内と選挙区に拭い難いしこりを残したとされる。

閣僚経験者の逮捕は憲政史上例がないとされ、容疑者の一 河井元法相は衆院当選 7回、第二次安部政権下では総理補佐官、党総裁外交特別補佐などの要職を歴任、総理の名代として「強い安倍外交」への貢献もあったとされる。又 菅(すが)官房長官にも近く、安倍政権下の実力派側近だっただけに 安倍総理の任命責任を問う声もむべなるかという所。なるべくなら同政権を支持したい拙者も、先の黒川元検事長不祥事に続き、最早庇いきれない趣も感じる所だ。どの途特定野党による対安倍総理追及パフォーマンス(アホーマンスかも知れないが)に終始するだろう国会延長に応じなかった事情は分かるが、閉会中審査などを適宜行い 必要な説明は適切に行って国民的疑問に答える様、切に願いたい。

前述の国政選挙不祥事は、やはり安倍総理が適切な管理監督を怠った云わば「放置」によって生じたのは事実だが、保守側各位も薄々ご存知の様に、こうした「放置」は他にもある。一つは安倍総理夫人・昭恵女史の事。まるで「糸の切れた凧」或いは放し飼い猫の様に 総理の意図に反し、勝手な挙動に出る性癖は知られる所だが、総理の側にも非があろう。

もう少し、秘書勢を通じてでも良いから強い監督をしておれば、或いは関西で生じた森友学園問題や、近年問題視された「桜を見る会」の異常な人数膨張の件などにしても、影響が小さいレベルの所で抑えられた可能性があろう。「名ばかりの、史上最悪のファースト・レディ」とも揶揄される昭恵夫人の行状は、果たして安倍総理の耳まで確実に届いていたのか、疑問の残る所だ。もう現政権も 4選の可能性がほぼ消えた以上、残り 1年ちょっとだが、これ以上昭恵女史の勝手な振舞いは見せて欲しくないのも事実である。

もう一つは、超党派の我国内媚中国大陸勢力との向き合いだ。「日本を取り戻す」の大政権公約を叶える以上は、想像を超える大勢力たる媚中国大陸派との険しい対峙もやむなきものと心得るが、残念ながら近年の安倍総理にはそうした強い姿勢が見られない。以下にリンク致す関連記事を参照下さればより理解が深まる事と思うが、媚中国大陸勢力は政界なら超党派、与党実力者の二階幹事長ですらそうである。

財界トップの日本経団連も似た様な姿勢だ。日本経団連は第二次安部政権発足に当たり「必ず中国大陸・中共政府の言い分を聞く様に」強く促したとか。全く我国の独立や尊厳を尊ぶどころか顧みる事もせず、ただひたすら自勢力の利益だけに拘泥する反国民的思考の連中たる事を、今更の様に思い知らされる。

旧民主党政権下で生じた沖縄・尖閣辺りでの中国大陸船舶による対海保艦衝突事件も、当該船長は結局刑事処分されず 事実上釈放状態で帰国させたとか。この背後には日本経団連の不良意向があった事は容易に想像でき、それに対する旧民主党の非力が見えようというものだ。勿論 この勢力の言いなりになっていては、ひいては我々国民の命や健康までも大きなダメージを被りかねない事は、此度の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の世界的流行で思い知ったはずではないか。

この疫病流行に対し、安倍政権は 確かに相当な取り組みをしてきた事は認めるものだが、それにしても総理夫人と媚中国大陸勢力、それに冒頭の大きな選挙不祥事の「事実上の放置」は安倍総理の大きな非というものだろう。「今直ぐに退陣を!」の特定野党の声高だけの主張は勿論スルーで良いが、来年には必ず来るその時を意識しての引責のあり方位は考えられて良いのではないか。前述感染症にしても、遅くとも夏が過ぎれば第二波感染拡大が懸念される情勢だとか。そうした事共への配慮もしながら、基本では退陣へ向けて歩を進めるべきというのが拙所感ではある。今回画像は、当地南郊の刈谷・大府両市境付近の田植えを終わった田園を行く 東海道・山陽新幹線列車の様子を。拙者は核武装だけは良しとしませんが、以下に 関連記事をリンク致します。(正しい歴史認識、国益重視外交、核武装実現様) http://deliciousicecoffee.jp/?no=7923#comment

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東京都知事選プレビュー、外野から

2020-06-17 21:17:41 | 国際・政治

北鮮が、又も暴挙をやらかした様だ。2018=平成 30年に 当時進んでいた南北宥和の拠点として大韓民国が主になり建設された「南北(朝鮮=ちょそん)連絡事務所」棟が爆破された由。在韓脱北者団体が発した 金(きむ)北鮮政権への批判的言動放置への報復意図とみられ、昨今北鮮政権内での地位向上が目立つとされる 金 正恩(きむ・じょんうん)委員長の実妹、金 与正(きむ・よじょん)第一副部長の指示によるらしいとの事。

韓国大統領府・青瓦台からは当然「遺憾の意」が発出され、相応の警戒も強めている様だが、北鮮の強硬姿勢は相変わらずで、次は何をし出すか分からない。韓国内の問題はは同国政府に任すは当然として、我国政府と自衛隊各位には、沖縄・尖閣への中国大陸の出方と並行して、是非この動静にも目を光らせて頂きたいものだ。

本題です。来月初旬に投票が予定される 令和 2年の東京都知事選が明日公示予定だ。立候補が予定される人物は 10人超に上るが、実際の選挙戦は小池百合子現知事と 宇都宮健児・元日本弁護士連合会々長、小野泰輔・元熊本県副知事、立花孝志・NHKから国民を守る党々首、山本太郎・れいわ新撰組代表の 5名に絞られてきている様だ。前日の今日は 日本記者クラブ主催の共同記者会見が、折からの中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎感染の懸念から オンライン方式で行われた。前述感染症の防疫、経済支援両面と 東京五輪及び障碍五輪の扱いなどについて議論が交わされた様だ。

感染症対策の重要さは多少の差こそあれ全候補が一致して必要を認めるも、宇都宮、山本の両候補は独り親や非正規労働者への悪影響を抑える施策を主張、立花候補は経済への過度な自粛への反対を訴えた。東京五輪及び障碍五輪の扱いについては、小池候補が一部式典の簡素化など、費用面を絞って来年開催を目指すのに対し、小野候補が感染症終息に更に日数を要するとして 2024=令和 6年までの延期を主張、又 宇都宮候補は専門家判断など状況によっては中止、山本候補は現時点での中止決断を主張している。立花候補の意向は不明。

この二点の議論だけでも、今回の都知事選は審判が難しそうだ。何しろ前述感染症の新型ウィルスは全くの初物。得心しない所もありはしたが、小池知事は まずは良く対応されたのではないか。又 一部で疑問の上がっている以前の留学歴についての不明朗な所にも、必要な説明はされるべき。尤も、別な形で問題視される 蓮舫立民参議の二重国籍疑惑よりレベルは軽いかもだが、眼前の選挙を不利にしない為にも、この方のフォローはあった方が良い。

野党複数が公認(自主投票の、国民民主党を除く)の 宇都宮候補は行政面の力量がありそうなので前向きに接してきたが、某ネット記事で「在日勢力も関わる、国会議事堂前に少女像や徴用工像を設置する運動を容認している」指摘を受け評価を変えた。仮に拙者が東京都民だったら、同氏と山本候補には与しない事だろう。山本候補は「小池現知事の票を割り取る為立候補した」意図を表したが、現実はどう動くか分からないだろう。特定野党側の票が割れる可能性も大きくあるからだ。

宇都宮候補を支援する特定野党勢力には、節操が感じられない。前回の知事選、それ以前から複数回の次点に入るなど健闘の宇都宮候補擁立の当初案を突如取り下げ、当事の民進党が担ぎ出した鳥越俊太郎候補に鞍替えする信念のなさ。外された宇都宮候補には、立候補取り下げの脅迫さえあったらしい。残念ながら、同氏がその醜態につき 正面から語る事を避けられている節もある様だ。鳥越候補は当時既に高齢で健康面も怪しく、当選しても一期を務める体力があったかどうかも疑わしい。そんな候補を担ぎ出した旧民進党は、多分 TV放送の影響力を過信した政局優先連中の集まりだったのだろう。

とまれ 宇都宮候補は、前回は一度は見捨てた特定野党の連中に支えられる事になるが、果たして全幅の信頼など置けるのだろうか。仮に当選としても、その後の行政面などの適切な支持や支援があるかどうかは疑わしい。その辺りも、野党票が割れる可能性を孕んでいるという事だ。又、山本候補に加え 小野、立花の両候補も 浮動票にどれ位食い込めるかは未知数だ。

今回の都知事選は、何と言ってもあの新型感染症流行が 選挙に際しての判断を難しくしていると思う。小池現知事再選の可能性もそれは大きいが、自由民主党が独自候補を立てられなかったのは やはり弱く映るというのは気のせいか。感染症の動向と共に、明日から来月初まで努めて静かに この選挙を見守ろうと今は思う。今回画像も先年ので恐縮。首都圏北方、さいたま市内の大宮駅構内で捉えた、北陸新幹線列車の様子を。

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前川元文科事務次官も 間違ったシグナルを送っている

2020-06-15 20:44:40 | 国際・政治

かねて設置予定地を含む各方面から賛否のあった、陸上型ミサイル迎撃設備「イージス・アショア」の国内二か所への配備プロセスがひとまず停止されるとの報を聞いた。まずはこの決定を冷静に尊重する事としたい。打ち上げ時の「ブースター」と呼ばれるミサイル部品が、確実に自衛隊施設内に落下させ回収するに必要な技術面に不安があるとかで、周辺の事故リスクを考えても今後の扱いは慎重に願いたいものだ。

まぁ 6/12に前述プロセス停止を表した河野防衛相はそのレベルの問題はご存知だろうが、国家安保会議 NSCへの報告はこれから。白紙撤回か代替案かは今後の議論待ちだが、真に防衛への信念があるなら 仮契約まで進んだ米合衆国とのイージス・アショア購入を白紙にする位の気概を見せても良いのではないか。陸上設置のリスクが解消すれば 各地の自衛隊への理解も進められるし、今回決定の経緯に関する野党の追及方針も取り下げられる事だろう。更に浮いた多額の費用でイージス艦をもう一隻増備の上、懸案の病院船配備だって可能になるではないか。

という所で本題です。いつも思う事だが政界、官界の上部に在籍した人物は、その立場を退いた後も言動には十分な注意を願いたいものだ。勿論既成メディア同様、慎重さに欠ける所があるのは否めない。拙者の知る所では、そうした人物は少なくとも二人いる。一人は鳩山由紀夫・元総理大臣、もう一人は前川喜平・元文科事務次官である。

もう広く知られる様に、鳩山由元総理の連発される「間違ったシグナル」は事ある毎に安倍現政権の施政方針上の妨げとなる可能性を孕み、我国の対外面で不安材料の一つは事実。強い批判や指弾に対する反応も鈍く、善悪の判断を適正にした上での言動かも疑わしい。こうした問題への外務省の関心も定かでなく、放置は拙いだけに 安倍総理も常に監視を督励して頂きたいものだ。

前川元文科次官は形こそ違え、鳩山元総理の後を追っている印象が拭えない。退官後は左派容共側に与し「右傾化を憂慮する一市民」と称して、特定野党寄りの言動を繰り返してきた。最近でも 流行続く中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の多数の患者・感染者対応に死を賭して取り組む医療関係各位への感謝の想い表明に水を射す様な電文を発している。曰く

「(前略)小中学生のみなさん、どうしてあなた方がお医者さんや看護師さんに拍手を送らなければならないのか、分からないなら分からないと言いましょう。感謝の気持ちは、持ちなさいと言われて持てるものではありませんよね」

全く「いかがわしい先生の一言」でしかあり得ない。感謝の気持ちとか基本的な倫理観念とかは、本来家庭教育で培われるものではないだろうか。尤も日本国憲法下の戦後レジームの態勢では、そうした健全な家庭教育の環境まで破壊されてしまったので望み薄かも知れないが。それにしてもその家庭教育を蔑ろにするが如き印象操作の様な出方は看過できるものではないだろう。

昨今の医療危機は、我々の傷病時に必要な医療が受けられる担保まで損ねようとしているのだ。それを弁えれば 何故医師・看護師各位への拍手が必要かは、本来親達から子供達へ自然体で伝承されるべきもの。前川元次官は、その所への理解姿勢が抜けている。或いは不要とでも思っているのか?事実なら未だに社会問題化している、医療関係各位への云われなき中傷誹謗勢力に与する事ともなるのだがそれでも良いのか?天下り斡旋に関わり、夜の街へも出入りの「前川助平」・・

前川元次官はこれ以外にも「我国は人種差別が蔓延っている」様な言動を発している。これも我国内情からすれば間違いだろう。先日米合衆国内で生じた白人警察官による対黒人傷害致死事件をきっかけに生じた大規模な反差別運動は我国内でも相応の運動を見たが、全く米国内と同様の状況かと言えばそうでもない。首都圏で生じた外国人による交通違反への警察対応を巡っての問題と、米国内での傷害致死事件を強引に同一視するのは明らかな間違いだ。それを前川元次官の発信は、同一視を誘導する様な物言いの風にも受け取れる。発信は自由だが、政治行政の中枢に関わった人物の発言としては慎重さに欠ける間違ったシグナルとなりかねず、そのまま真に受け認める訳には行かないだろう。

この様に我国の大臣、次官経験者の様な立場のある人物や主要メディアの言論に疑問符のつき、全幅の信頼ができない時代。それは「言論の自由」が招いた負の側面でもあろう。読み聞きする我々国民市民の側にも、その事を強く意識した読解力リテラシーが引き続いて求められるという事だろう。残念な所でもあるが、我々は改めてその事を肝に銘じて日々の情報と向き合うのが良いという事だろう。今回画像はこの春先 JR名古屋駅南方「ささしまライブ」の一施設内に設けられたアニメ・ドラマ「エヴァンゲリオン」のキャラクター展示の様子を。

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既成メディアは 更なる再編が必要だ~続き

2020-06-13 20:31:46 | 国際・政治

雨の一日、今日は公開も後少しになった映画「Fukushima50 (福島フィフティ)」を観て参った。忘れるべからざる 2011=平成 23年の「3.11 東日本大震災」に際し、大津波襲来に伴う大事故を起こした東京電力・福島第一原発を舞台に 原子炉の炉心溶融→水素爆発や多量の放射線危機に見舞われながらも 最悪の事態を回避した、約 50名に及ぶ原発関係各位の命を懸けた取り組みを描いた、作家・門田隆将さん原作の事実に基づいた作品。

既に多くが語られている様に、生死に関わる緊迫した状況下にあっても決して本分を忘れる事なく 最大減の危機回避に邁進した高い姿勢は称えられるべきである一方、特に緊急時下の大手電力企業の抱える首都圏の本店と福島県下の原発現場との意思疎通の困難さも描出され、組織で動く時の課題をも考えさせられる内容だった。そして最後に 原子力という資源的には安定も、放射線リスクや使用済み核燃料及び冷却水などの安全面に疑問符のつく事共との向き合いなど、生命に関わる危険を冒してまでも便利な生活を追求するのが果たして正当なのか?の疑問も残ったのが素直な感想だと申しておきたい。又、事故対応の要員面につき、朝日新聞一味による無責任な「全要員退避」の虚報が一時出回った事も留意したいものだ。

本題です。前回の追伸で申した通り、今回は先般ご逝去の北鮮による日本人拉致事件被害者ご家族、横田 滋さんご遺族のご見解につき、既成メディアが十分な取り上げを行わなかったとされる問題に触れておきたく思う。多くの各位から問題視されているのは 6/9に行われた故・横田氏の子息拓也さん、哲也さんご兄弟の出された以下の表明である。

「(日本人拉致事件につき)一番悪いのは北鮮だが、問題が解決しない事について ジャーナリストやメディアの中には『安倍総理は何をしているんだ』と語る者もいる。『北鮮問題は一丁目一番地だというのに、何も動いていないではないか』と発言したメディアを目にした。安倍総理、安倍政権が問題なのではなく、 40年以上何もしてこなかった(他の)政治家や『北鮮が拉致などするはずがない』などと言ってきたメディアがあったから、安倍総理がここまで苦しんでいるのです。

安倍総理、安倍政権は動いて下さっています。やっていない方が政権批判をするのは卑怯です。拉致事件の問題解決に向け協力して 様々な覚悟で動いてきた方が言うなら分かるが、的を得ていない発言はやめて欲しいと思う。母も、有本さんの父上も、飯塚代表も御年で健康も芳しくありません。政権には具体的な成果を出して欲しい。国内には敵も味方もない。日本対北鮮、加害者対被害者の構図しかありません。今後も、協力をお願いしたいと思います。」

横田ご兄弟のこの表明は、ほぼ真実を突いていると拙者は信じるものだ。「安倍政権は日本人拉致事件に向けて何も動いていない」とするのは、その勢力が安倍政権の動きを妨げた上での強弁であり「一体どの口が言ってるのか?」の、憤りの疑念をぶつけるものだ。又、特定野党側には日本人拉致事件よりも日朝国交樹立を優先する思考があり「横田 滋さんが言及されなかった政治的発言を、ご子息達が破られた。これは北鮮を挑発するだけで有益でなく残念」などとの言動があるらしいとか。これも又、媚朝側の都合での物言いで、一見では拉致被害者側を装っていて質が悪い。因みに発信者は特定野党の参議である。

保守側各位の多数が問題視するのが、前出の横田ご兄弟の表明を 一部を除く既成メディアの多くが十分に取り上げていない事だとされる。確かに新聞、TVのいずれも正面からの向き合いを避けようとする姿勢が見て取れるものがあり、果たしてきちんと仕事をしているのか?大いに疑問符の付く所ではないか。日本人拉致事件は、被害者ご家族にとっての大いなる不幸であると同時に、我国の独立と国家固有の尊厳を脅かす 安保上の重大事象であるにも関わらずだ。

この事象は 一部の左派容共勢力を別とすれば、日本及び日本人にとり重大な脅威であるという事だ。前述の通り 安倍政権は拉致事件解決について「動かないのではなく、動けない」のだ。特定野党と既成メディアを含む左派容共勢力は、様々な妨害の限りを尽くす一方で「何らの対応もしない安倍政権」との情宣を既成事実化しようとの工作に動いているという事だろう。こうした主張を真に受けてはならないし、その背後には北鮮のみならず、中国大陸の影がちらつく事にも留意したいものだ。こんな背景で 左傾メディアに日本人拉致事件についての政府責任など問えないはずだし、もし強行でもすれば それは読者からの信頼を更に失うだけだろう。「横田ご兄弟の表明と正面から向き合えないメディアは、存在価値なし」との 北村晴男弁護士の至言もある。このお言葉を受けての メディア再編をも期待するものだ。今回画像は、新潟・柏崎市付近の日本海岸の様子を。通る線路は JR信越線。以下に、関連記事をリンク致します。(キツツキのドラミング様) https://blog.goo.ne.jp/nozawa360/e/7df276a8df4dde8ca67fda5a383c7248

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