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線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

民謡の会を聴きに松本へ

2010年12月19日 22時02分52秒 | 民謡
今日は、松本を中心に活躍しておられるテイチクの山本扶美枝さんの民謡の会に行ってきた。場所はまつもと芸術館小ホール。

第1部は~旅~ということで、沖縄風なプロローグから《祝い目出度》《長崎ぶらぶら節》と九州から北上、いろんな曲が12曲並んだ。

張りのあるお声の山本扶美枝さんの唄は、明るい雰囲気。
娘さんの山本泉さんも、高調子でのびやかなお声。

途中に、信州の《絵島節》を、尺八も担当されていた米谷勝彦さんがお歌いになった。しみじみといい曲。

また、津軽三味線と唄の松田隆行さんが登場。《津軽あいや節》の弾き歌い。続いて《津軽じょんがら節》の旧節の弾き歌い。ところが!ここで二の絃が切れた!しかーし、さすがプロ、何ともない感じで2本の絃で弾ききられた。すごーい!

第2部は、山本扶美枝さんのステージ。博多小女郎波枕入り《正調博多節》とか弾き歌いの《山中節》など、しっとり系の唄が続く。


後半は、ゲストの演奏が続く。
松田隆行さんの曲弾き。やはり生演奏はいい!カッコいい~!

最後はおめでたく《秋田大黒舞》、そしてフィナーレは《ドンパン節》だった。なかなか楽しいステージだった。

地方には三味線の田口拓さん、篠笛の福原洋音さん、箏の千葉暢さん、鳴り物の美鵬直三朗さん、そして娘さんの山本英利子さんの三味線。なかなか豪華!


終わった後、楽屋へ行ってみた。
2年ぶりに直三朗さんにお目にかかる。いろいろな鳴り物で、曲と曲をつなぎ、曲の中ではなかなかパワフルであった。甘党とのこと、お菓子を差し入れ。

また松田隆行さんも同じ部屋。直三朗さんに呼んでいただき、お目にかかってきた。厚かましくサインをいただこう!と、松田さんのCDを持っていったら、ディスクにサインしていただいた。うれしかった。




久しぶりの「まつもと芸術館」だったが、小ホールは初めて入った。民謡にはちょうどいい大きさだな~と感じた。また、こんな演奏会があればいいな!
 
コメント
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