線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

三遠南信の祭りシーズンだ…

2010年12月07日 20時05分05秒 | 日々雑感
リンクはっていただいている祭りの後で…という、ステキなサイトがあるのだが、ブログにたくさん三遠南信の祭りに関わる風景がアップされている。いつも拝見しながら、行ったような気分にさせていただいている。

どうも松本へ行っていた頃から、三遠南信へは「ごぶさた」になってしまっている。仕事柄、11~12月は忙しいのだが、そんなことを言っていると、どんどん年月が流れていったしまう…。

もう12月になったので、花祭りはほぼ終わった頃だろうか…。あとは豊根の正月の祭りだな。
遠山の霜月祭がいま真っ盛り。


しかし…ちょっと心配な新聞記事があった。
霜月祭を中止する地区が出てきたニュース だ。

南信濃の大町が昨年で中止を決めたということは聞いていた。
更に、同じ南信濃の上島が中止だ。

何年か前には、地滑り災害のために中止に追い込まれた須沢を含めると、これで3ヶ所が出来なくなっている。もちろん高齢化と過疎化である。

お隣の愛知・花祭も豊根の間黒と東栄の山内が止めたと聞いた。


自分は、大町の霜月祭と間黒の花祭へは、辛うじて行くことができたのではあるが、すでに止めてしまったと聞くと、何ともさみしい。もちろん伝承されてきた方々が最もさみしいはずではあるが…。

もともと擬死再生、冬至の祭りで、本来は元気をいただくはずの神祭りなのであるが、このきびしい世の中では、それもやむを得ないか…。無責任に見に行っているだけの自分が、えらそうなことは言えないが、せっかく伝承されてきたまつりは、いつまでも続いてほしいと願う。

コメント
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