武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

白鳥残酷史

2008年07月11日 | Weblog
安曇野の写真を見る。
白鳥が飛翔する写真を見る。青い空に映えわたる白鳥の白さのコントラストは素晴らしい。平和だ。
信州にはじめてオオハクチョウが来たのは昭和24年の大町の青木湖であり、当時はカモ猟も盛んであった。禁鳥であるが、初物の大きな獲物は当然のごとく撃ち落とされた。当時の記録に「あんなまずい肉はなかった」とある。ハクチョウは安全の場所にしか来ない。それから十一年たって諏訪湖、野尻湖に来た。その時も撃たれてしまうが、新潟・青森ではエづけが成功している。信州でもそれが観光資源とはやめに気がつけば、はやくエづけがはじまっただろう。昭和40年一度撃たれたハクチョウがふたたび来た野尻湖でエづけがはじまり現在に至っている。・・・と信州白鳥残酷物語は語る。