武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

お祭り・・・・2

2008年07月21日 | Weblog
春から秋への野良仕事はいそがしい。
田んぼはもとより畑、蚕といそがしい。大体田植えが終わると総代さんから農休みの触れがでる。三日くらい休んで、農休みが終わると「青物とり」(今は山菜取りという)をし塩づけにする。保存食の用意だ。そのうちに畑、田んぼの除草。そして桑とりも大変になる。そんなこんだでお盆がきて台風の心配がなくなる頃、氏神に秋の平穏を祈って願をかけ、稲の穂も重くなり氏神様の祭りが9月にはじまる。祭りは若い衆が芝居やったり、獅子舞をやったり、松本から芝居の一座がきた。遠くからお客がきて村中にぎやかな骨休みになる。
でもいろいろ用意したりして、母はてんてこ舞いだったことを思い出す。
芝居の一座の若者が村の娘と仲良くなり、村に住むようになった人もいた。
これが、わたしの少年記のお祭りまでの出来事です。