武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

2008年09月01日 | Weblog
亡くなった釈迦は火葬され遺骨は舎利と呼ばれ、各国に持ち帰られ土まんじゅうの墳墓をつくり、それをスツーパ(卒塔婆)と呼んだ。当初は釈迦の姿を表現することははばかれ、塔婆が信仰の対象であった。時間をへて仏像が作られる。
天空にむかって、聳え立つ三重の塔,五重の塔は飾りでなく、崇拝の対象であったのだ。これは仏教の話し。
キリスト教の大聖堂も天空にむかって突き抜けるように建っており、内部にはいるとステンドグラスなど輝く地上とちがった荘厳な空気にふれる。
天上はいかなる宗教も崇高な精神の昇華する場所なかもしれない。