綿羊と呼んでいた。小さい頃はどの家にもいた。飼っていた。あの油っぽい毛が毛糸に化けてセーターなどになったのだ。
色に染め、母が夜編んでいた。
子ともの綿羊は棒のような尻尾があった。これに糞がつき、毛が汚れるので邪魔だと切った。
用具は板と火箸だ。板には尻尾の太さの穴があり、そこに尾っぽを入れ焼け火箸で焼ききるのだ。当然子綿羊はすごい悲鳴をあげる。焼き鳥みたいなにおいがして、尾っぽが切れる。
色に染め、母が夜編んでいた。
子ともの綿羊は棒のような尻尾があった。これに糞がつき、毛が汚れるので邪魔だと切った。
用具は板と火箸だ。板には尻尾の太さの穴があり、そこに尾っぽを入れ焼け火箸で焼ききるのだ。当然子綿羊はすごい悲鳴をあげる。焼き鳥みたいなにおいがして、尾っぽが切れる。