残る虫・・・・

なかなか久しぶりに版画を刷った。久しぶり・・・・というのが感覚を鈍らしているらしい。やになって庭に出る。
庭で冬を迎える昆虫等を見る。迷俳句を詠む。

女郎雲白粉の匂い風に飛び
喰われゆく末は万世の流れかな
色換えて身固まる冬仕度

秋の色・・・・

雨があがって青空がひろがった。
「女心と秋の空」とか言って、変わりやすいのが秋の気候となっている。実際の統計上ではそうでもないらしい。
ではなぜかと言うと京都あたりを基準にして、この言葉が出たらしいとか。京都は結構天気が変わりやすいそうだ。古い天候の言葉は京都発が多いらしい。
庭のモミジが赤くなった。
集金に来てくださった方は、なにかいわなくてはと・・・・枝ごとに赤と緑が分かれて赤くなるのは珍しいですね。・・・・・とおっしゃる。お答えも面倒なので毎年です。
・・・・と答える。
本当は、今年はチョイ違うかもしれない。