最近「陽だまりの樹」と言うドラマをテレビでやってる。
もともとはご存知・手塚治虫の漫画だ。ここに出てくる若い医者が手塚治虫の祖先だそうだ。医学の勉強中だが、遊郭に出入るするやや軟弱な青年だ。
この漫画は手塚治虫のルースを探る手塚治虫ならではの漫画だ。完全に長編小説だ。歴史の表にでない一青年医師のドラマだ。
最近やたらとアニメを原作にするドラマが多い。おもしろい文章を書ける脚本家がいのいのかーーーーと思ってしまう。
歴史上の表では、このドラマにも出てくる「解体新書」なるものはオランダ語で書かれた「ターヘル・アナトミア」と言う人体解剖書を翻訳したものだ。
当時、処刑された死体解剖に立ち会うことができた蘭医・杉田玄白は自分が今まで信じてきた漢方医書の図解が不正確で、「ターヘル・アナトミア」の図解が正確なことを知り、仲間と4年かけて翻訳に成功した・・・・・・・
こういう新しい風に敏感な青年達が日本を築いたのだ。
新しい日本の医学がはじまったのだ。