東京へ行くことになった。
何を着てくかとか・・・・めんどうくさいことである。自分ではどれでもいいが、そうもいかない・・・背広はこれがいいとか。
セビロは「背広」と書く。日本語と思えば英語だ。つづりはCIVILだ。
日本に英米人が多く来るようになり、最初は軍人が多かったのだろう。軍服を着替え普通の服装に着替えて横浜の町に出た。この平服をCIVIL CLOTHES(市民の服)と言い、civilがなまってセビロになったとか・・・・・・
写真はかなり昔、作品を交換していた中国の方の作品だ。あちらも田舎だし、時代も時代で、なかなか個人的には裕福な人は少なかった。
日本がバブルで沸いていた時代だ。まだまだ中国は材料的には不自由だったので木版が多かった。
それでも技法を凝らし表現をしていた。ものの表現には、画材とか顔料とか、それを乗り越えたところの問題だ。のりこえられない作品は平凡だ。