善知鳥ものがたり・・・・・7 2012年09月04日 | Weblog こどもを奪われた親鳥の嘆きは、他のものに例えることはできません。 必死で行方を捜す親鳥に、きびしい冬がおそいます。 雪は幸いにも猟師親子の足跡を残してくれます。それを追って ある峠にさしかかった猟師を見つけます。 「うとうーー、うとうーー」と泣き叫ぶ親鳥ののどは破れ、泣くたびに 赤い血が散るのでした。