武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

首飛ぶ女・・・

2012年09月27日 | Weblog
呉という国にある将軍がいた。
ひとりの女を雇った。・・・・どうも様子がおかしいと噂が出た。
夜になると首が飛ぶというのである。
将軍はこっそり夜の来るのをまって、のぞいて見た。・・・・うわさどおり女は胴体をい残しどこかへ飛んで行った。
その胴体に夜着をかぶせておくと、もどってきた首はもがき苦しみころげまわっていた。将軍はあわてて夜着をとると、首は元へもどった。
朝になれば女は普通どうり働いておった。

気持ち悪くなった将軍は、その女に暇を出した。

後に仲間の将軍と話すと南方ではこういう話をよく聞いたと答えた。噂によると南方には落頭民と言う人たちがおり、その女もそこの出身だろう・・・・という話であった。
そんなあらすじだ。別に恨みとか怨念があると言うでもない。
そこが日本の昔話とちがうかもしれない。
中国は広く多くの民族がおり、多くの不思議を秘めた国なので・・・・・もしや本当かもなーーーーと話が伝わったかもなーーーー