武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

バレン・・・・

2017年08月07日 | Weblog
版画をする道具であるが、高価のものは数十万するらしい。
中国も当然刷る道具があるが、ハケみたいなものらしい。
となるとタケノコの皮を使うのは日本独自らしい。

高くてたまらない。こどもの使う安いのをみるとメイドインチャイナになっていた。
最近自作で対応している。

まずタケノコの皮。これはーーーーかなり昔、そう版画を始めた頃、生徒に版画の話をしたら
「タケノコの皮いっぱいある」と持って来てくれたもの。当時は自作などの気はなく。お倉いり。聞けば彼の家の近くは犀川沿いで、広く竹やぶがあり、その昔、松本藩の御用林・・御用竹であって犀川で松本まで運んだらしい。

茶缶のふたに細い縄をまきつけ、とめてできあがり。竹の皮はお湯で柔らかくして。
茶缶のふたの丸みをうまく利用する。まだ竹ノコの皮はたくさんある。

彼も四十五くらいになってるはずだ。