武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

ああ信濃の国

2017年08月05日 | Weblog
先日、東京からこちらに移住してきた方に「信濃の国」を歌えるかと問われた。
当然のごとく「信州人ですから」と言った。・・・・・ものの最後までは自信がない。
いやいや1,2番がいいとこかもしれない。
どこでおぼえたか?と言われると学校しかない。懸命に練習した記憶もない。
行事の時などに歌っていて下級生の頃は、耳で覚えたのかもしれない。
長野県歌になってるが、それまでの歴史も長い。
たしかに誇るべき歌かもしれない。

じっくり歌詞を読んでみると信州はひろい。

信濃の国は十州に・・・

2017年08月04日 | Weblog


ある方より、豆本をいただいた。作者もこの本のことも知っていたが・・・・・・
「信濃の国」である。

テレビで天気予報ばかり見てる。当然長野県が中央にすわっている。面積はかなり広いと今頃認識をする。

この広さが長野県ができるまでああだこうだとあったのだ。
江戸時代は10ほどの藩があり、明治になって県となった。最初は伊那県として統治していたが、広すぎて東北信が中野県となり、ふたつの県だったのだ。その後、中野県は長野県、伊那県は筑摩県となり、明治9年に「長野県」となったのだ。
そういうことをこまめにまとめてある豆本でした。

なお私の出た山の分教場も明治7年にでき、「筑摩県第17番中学公立小学校」と呼ばれていた。役所ではね。二年程筑摩県だったのだ。

では明日は県唄「信濃の国」。

ものは作られる

2017年08月03日 | Weblog

これは半夏という植物だ。我が家でなく他所の家の庭だ。7月の初旬が暦的には半夏生といい、このころの雨を「はんげあめ」ともいう。
この植物は葉先が白くなり、花のようだ。水芭蕉もそうだから白いのは花ではないのだ。きっと。この時期に「たこ」を食べるのだ。この間、句会で話題になり、この年まで知らなんだと嘆いていた人がいたが、魚屋が宣伝に使ってるが、あんまり浸透してないようだ。
ウシの日に「ん」のつくものを食べるとか・・・・バレンタインにチョコ送るとか・・・みんな作り事だ。・・・・・しかし実際には「たこ」の持っているナントカは夏バテにいいともいう。
これは一般的には「月見草」とか呼ばれる。本当は月見草は白が多く自生しない植物らしい。
これは「オオマチヨイクサ」が正確。歳時記には「待宵草」で載っているが、大正期の夢二が「宵待草」と詠った。こちらの方が響きがいいかもしれない。
正岡子規が「今咲きて黄なる月見草」と詠った俳句があるが、植物学的だとちがうとなる