回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

3年ぶりに

2022年06月09日 20時27分38秒 | 日記

昨日朝(ロンドン時間8日午前)6時過ぎにヒースロー空港に到着した。乗客がまだ戻っていないせいで羽田のJALのラウンジはファーストクラス用しか開いていなかった。肌寒い風の吹く東京をほぼ真夜中に飛び立って14時間半。ロシア上空を迂回するため、アラスカ、北極海、グリーンランドそしてアイスランドを経てスコットランドから一直線に南下するという、普段より3時間ほど余計にかかる遠回りのルート。

早朝のロンドンは雲が垂れ込めていたがそのうちに晴れ間が広がって暖かくなった。3年ぶりの我が家の周りは一見何も変わっていなかった。誰もマスクをしておらず、果たしてあの猖獗を極めたコロナ禍がついこの前までこの街を襲ったとは想像もできない。マスクをしている自分が周囲から完全に浮いているようにも思えたが、マスクなしの街はコロナにたいして無防備に見えて仕方なく、とりあえずマスクを着けたままで(”公共の乗り物では常時マスク着用”というステッカーが貼られているので)。

変わっていない、と言ってもよく見るとさすがに3年の間に消えてしまった店やまだ空き家になっているところもある。寝不足ではあるが寝付けそうにないので近くのショッピングセンターまでバスの乗って出かけてみた。時間通りには来ない、ずいぶん待たされた挙句、今度は団子状態になってくるバス、途中で何故か運航中止になって乗り換えを余儀なくされる、こうしてイギリスに戻ってきたことを肌で感じる。

大きく育った中庭の木が3年の月日を感じさせる。パンデミックは植物には関係がなかったようだ。

今日は朝から晴天で、窓からは滴るような緑の生け垣。絶好の散歩日和。時差ぼけを少しでも早く解消するために簡単な掃除をしてから散歩にでも出てみよう。明日からは少し忙しくなる。

コメント (2)
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