来月95歳になるマンデラ元大統領の病状は深刻だが安定している、ということのようだ。しかし、同氏の属する与党アフリカ国民会議は、国民に対して最悪の事態を想定するように、そして同氏の快癒を祈念するようにと呼びかけているから、今回はかなり重篤な肺感染症なのだろう。まだ意識はあるという事だがすでに夫人は飢餓サミットを切り上げて帰国したし、その他の近親者は病院に呼び込まれている。
4月に退院してから二月余りで再入院ということで、20世紀を代表する世界的な指導者が歴史上の人物になるのは、残念ながらそう遠いことではなさそうだ。マンデラの功績が、21世紀に入ってオバマ米国大統領の出現にも結び付いたようで感慨は深い。快癒を願ってやまない。
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