英語にあまりなじみのない人にも、この有名な言葉はよく知られている。鮮明とは言えない中継画像とともに聞こえてきた月面着陸の瞬間のこの言葉、それは見ている日本人にも強い印象を与えた言葉であり、この前の一文That’s one small step for manと併せておそらく非英語圏の国のなかで日本人がこの言葉をもっともよく覚えているのではないかと思う。因みにある宴席で参加者の一人がこの言葉を紹介したらその席の参加者全員が知っていたことがあった。
1969年と言えば43年前、当時の子供たちが還暦を迎えつつある。人類が月に着陸するという夢を忘れてから随分と長い時間が過ぎてしまった。そしてあまりに瑣末なあるいは刹那の快楽ばかりを求めるようになってしまった。
月面に人類として初めて降り立ったアームストロング宇宙飛行士が死んでもこの言葉はこれからもいつまでも残るだろう。
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