回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

寄稿依頼

2024年11月18日 15時03分49秒 | 日記

人嫌いというわけではないが、あまり濃密な人間関係は苦手なほうで、気が付いてみればいま参加している組織・団体はそれほど多くない。そんななかでかつて働いていた会社のOB会から会員誌への寄稿の話が来た。たまたま同期入社が編集委員長をしていて、どうもこの同期からの原稿が集まらないらしい。その前後の期からは原稿が多数寄せられているのに、編集長の期の原稿が見当たらいというのでは面目が立たないのだろう。

むげに断るのも気が引けて、まずここ数年の会員誌を読み返してみた。OB会の会員誌だから、それぞれ3~5ページ・8000字ほどの分量で、まずは現役時代の逸話めいたもの、今の役職や仕事ぶり、そして趣味・研究の紹介など。それに詩歌、エッセイ等自由・多岐にわたっている。退職してから打ち込んでいる仕事や趣味のなかには素人離れしたものも多く、OBはこんなに多士済々だったのかと驚くものもある。この会員誌はまた、学士會の学士會会報にもよく似ている(構成員がかなり似ているせいかも知れない)。

頼まれているほどの分量であれば、なにかテーマが見つかればそれほど難儀せずに書けそうだが、かつて某シンクタンクの月報に半年ほど東欧についての連載を引き受けてその原稿締め切りに追われて大いに苦しんだことがあるから安請け合いは禁物だ。ただ、考えてみれば、自分では夜も寝られぬほどに苦労して書いた一文も読む方にとっては本の中のほんの一部、そしてあっという間に読み終わるものだ。

今回締め切りまでには時間がありそうだからあまり肩に力を入れずにテーマをさがそうか(あたかも天からでも降ってくるかのように、突然頭に浮かんでくることを期待して!)・・・

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