夕方時間があったので大英博物館へ。手荷物検査場の列に並ぼうとしたところ、警備担当者が規制線を一時的に開け、直接に入館するよう誘導された。手ぶらだったのと、テロリストや環境活動家にはどうしても見えなかったからなのか。まさか自分の行動が監視されているはずもないと思うが・・・
予想はしていたものの来館者の数の多さに圧倒された。聞こえてくる言葉から判断するに特にアジア系と思われる観光客の方々に。ただ、日本経済の凋落を物語るかのように日本人の姿はほとんど見られなかった。
返還要求がされているという古代エジプト・ギリシャ・ローマの文物はいつまでここに展示されていられるのだろうか。
大英博物館、ヨーロッパにいるなら一度は行ったほうが良いとよく言われるので、素晴らしい所なんだろうな。と想像しています。
パリでも、驚くほど日本人観光客を見かけません。他のアジアの方はたくさんいらっしゃいますが。景気のせいなのか、パンデミックがまだ尾を引いているのか、、、イギリスでも同様と知って、驚きました。
ルーブル美術館と比較してどうなのかは判りませんが一見の価値はあると思います。今も入館料は無料ですし、混雑しているとはいえ広い芝生で休むことができるので、日がな一日ここで過ごすのも一興でしょう。なによりここに来ると営々と積み上げてきた人類の長い歴史・数えきれない遺産を肌で感じることが出来ます。
観光地として人気を集める日本には外国人観光客が押し寄せている一方で、かつて世界を席巻した日本企業や日本人観光客がすっかり勢いを無くしているように見えるのは何か時代の流れのようなものを感じさせますね。
ご丁寧なコメントありがとうございました。