引き続きテームズ川を下る水上ボートからのロンドンの風景。水上から見る景色には空からの眺めとは違った解放感がある。そして、あるいはロンドンという都市はテームズ川からの眺めで計画されたのではないかとも思わせる。新しい建物の後ろに控える古い建物、古い建物を前景として聳える高層ビルなど、いつの間にか違和感なく一幅の絵に収まっているようだ。
火災にあったのち、再建されて陸に上がったカテイサーク号。相応の威容はあるもののこの船がインド洋との間を行き来していたとはにわかに信じられない。
フラムステッドハウスの赤い球が落下すると午後1時を意味するグリニッジ天文台。
米銀のロゴがはっきりと見えるあたり、ニュージャージー側からハドソン川をはさんだロウアーマンハッタンを彷彿させるカナリーワーフ。
多くの血なまぐさい歴史を持つロンドン塔は今は汚れもない明るい壁で。
タワーブリッジ、ロンドン塔を前景にしたシティ遠景。高層建築ラッシュは今も続いている。BREXITで多くの大手金融機関の欧州移転計画が伝えられる中、こんなに新しいビルが出来て本当に大丈夫なのかと思われるが、今のシテイほど国際色の豊かな金融センターはほかのどこにもない。しぶとく生き残るのだろう。
この時は閉じていたタワーブリッジは、EU最高層のシャードと、「例」の奇妙なシテイのビルを従えているように見える。
オフイスビルの向こうにそびえるセントポール寺院のドーム。幾度の大火を乗り越えてきたその威容には圧倒される。
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