世界有数の観光地でもあるロンドンは一年を通じて街中人が溢れているといっても過言ではない。そんな中で、静けさを保っているところがいくつかある。ロンドンの西方、ハマースミス橋の近くにビクトリア朝時代の著名な文筆家にして産業装飾家でもあるウイリアム・モリスの居宅と、それに隣接しているパブThe Doveがある。いずれも歴史を感じさせる、雰囲気のある場所であり、忙しいロンドン生活の中でオアシスのような役割を果たしている。
週末の16日、少し足を延ばしてそこを訪ねてみた。あいにくの曇り空だったが、やはり人は少なく、静かな中でイギリスの歴史に触れることができた。モリスのデザインは全く古さを感じさせず、現在のエコロジーにも通じる普遍性をもったものだといえるだろう。
パブからテームズ川とハマースミス橋を望む。
ウイリアム・モリス博物館のURLは以下の通り。
https://williammorrissociety.org/
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