たぶん今年一番の暖かさとなった今日、植え込みのはくもくれんの花が咲き始めた。まだほとんどが蕾だが、いくつかが豪勢な花を咲かせている。はくもくれんは春の象徴的な木であり、これが咲くころがちょうど期待と不安とが交錯する新学期、新入社の時期に重なる、陳腐な言い方かもしれないが「青春」の季節の象徴のようだ。はくもくれんの香りと饒舌な若さとは40年以上前の芥川賞受賞作「赤頭巾ちゃん気をつけて」で描かれた東京の春を思い起こさせる。
ギリシャに加えて、ポルトガルやスペインでストライキが発生している。ユーロ圏の春はいつ訪れるのだろうか。
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