コロナ禍のせいでスーパーマーケットや百貨店などでは、マスク着用は当然ながら(それも、鼻と口をきちんと覆うようにという細かい指示まである)、最小の人数で、出来るだけ短時間で、レジでは十分距離をとって、という放送がひっきりなしに流れている。以前は、ご婦人の後をついて売り場を回る男性の姿がよく見られたのだが、最近では、駐車場の車の中で帰りを待っている姿を見ることが多くなったように思う。しかし、この暑い季節、エアコンを効かせずに車の中で待つのはいかにもきつい。かといって、エンジンをかけていたのでは、無意味に二酸化炭素を排出することになるし、無駄になる燃料代もばかにならない。結婚以来、荷物運びとしていつも奥方の買い物に付き合っているというかつての同僚がそんな愚痴をこぼしていた。
狭い車内で、それも過酷な環境!で待っている身は辛い。しかし、奥方に付き合って売り場を巡るというのも彼にとってはなかなかの苦行だという。彼にとってみれば、買い物とは必要なものを手に入れる、というものなのだが、奥方にとっては、買い物することそれ自体が目的のように思えるという。そのため、到底買うことのないようなものでも、手に取ってみたりいろいろと吟味したりする。それもひとつではない。奥方にとってはそれこそが買い物の醍醐味なので、それがなければ買い物に来た意味がないというわけだ。当然、そこに費やされる時間は膨大なものになる。お互い水と油のような二人が買い物をしているのは、スーパーマーケットなどでよく見かける、生き生きとした奥方と、所在無げに手を後ろに組んでその後を忠犬のようについて歩いている主人の姿、ということになる。
この違いはどこから来たのか判らないが、お互いなかなか理解しにくいものかもしれない。もっとも、件の同僚は、もうとっくにあきらめている、と達観していた。そしてそれが家庭円満の秘訣なのかもしれない。
ところで時々テレビショッピングという番組?に出会うことがある。大幅な値引きや今買わなければ後悔すると言ったような希少価値を強調して注文の電話を掛けさせる手法は何とも強引に思うが、あれほどの宣伝をしているということは(宣伝費が捻出できるということは)、そこに大きな需要、根強いファンがいるからなのだろう。自分ならとても電話をかける勇気はないが・・・。
かつての職場に、きわめて有能な女性の同僚がいた。ある時このテレビショッピングの話題になり、彼女が、自分はテレビショッピングをいつも楽しみにしている、と言い出した。深夜、テレビを見ているとどうしても買いたいものに出会うことがあるという。こういうテレビショッピングは深夜でも電話で注文することができるから、さっそく電話をかけることになる。時々はつい不要なものを買ってしまうこともあるが、買い物をすることそれ自体が大きな目的なのであまり気にしない。それよりも、ストレス解消によるメリットの方が大きい、と。それで次の日の仕事への意欲がわいてくる、というのならこちらとしてあまり異論をはさむこともなかった。深夜にテレビショッピングで電話をかけている姿は想像できなかったが・・・買い物にはこんな魔力があるようだ。
車の中で待っている主人の姿と、買い物を楽しむ奥方、この、買い物を巡る溝は大きく、深い。
そう言われてみれば、以前見た、夢グループという会社の石田社長と保科有里が共演するテレビショッピングには少しぎこちなさもあってどこか癒されるところがありました😀😀😀。
幾つにも変形するハシゴ、なかなか魅力的です😄😄。
しかしさすがにトラクターは売っていないのでしょうね😝😝
さりげなく買い物に付き合うことのできるご主人はきっと人格者で、奥方を大事にしているという、こういうカップルは仲良しかも😆😆
(久しぶりに絵文字に挑戦しましたが難しいです😰)
テレビでめぼしい番組ないときに見ると楽しいですよね😊
一生懸命アピールする出演者の健気さとか、どれが売れてるかとか、自分ならこの色だなとか😁
私が買いたいと思ったことがあるのは、何通りにも変形するハシゴです。植木の剪定に便利そうで、今でも欲しいかなと思っています☺️
テレビにしろリアルにしろ、お買い物自体を楽しめる階級の方はいいですよね~😆
旦那さんがついてくるというのは、仲良しの証拠だよ~💕
😆😆😆😆😆