“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

占い師になるのに何か資格は必要ですか?!

2008年10月23日 20時56分56秒 | Weblog
占い師には国家試験がありません。
つまり誰でも「私は今日からプロの占い師になります!」と宣言すれば、
その瞬間から占い師になれるのです。

さて、本日、19時から日本テレビで放送された
『モクスペ「ナイナイメモリー3!』という有名人を解答者にしたクイズ番組を見ていたら、
「Q、占い師、マジシャン、映画監督のうち資格があるものは?」という3択クイズがあり、
「占い師」という答えが正解になっていました。
これはちょっとおかしいと思います。

たしかに占い師にも、占術や流派ごとに、
それぞれの団体、学校が独自に認定した資格がある場合があります。

たとえば、算命学でいえば、高尾学館が、一定の座学を終え、
試験に合格した者を対象に試験を行ない、
臨位初段とか歳位二段とか、またそれ以上の段位を与えていますし、
僕が以前いた占い学校でも座学修了者に、
「手相鑑定士準二級」という資格を与えていました。

でも、これらはすべて社団法人などの団体や学校が出している資格であって、
弁護士や看護師のような国家資格ではないのです。

つまり、このゆるい基準からいえば、
まったく実態が不明の怪しい団体が認めた資格でも
占い師の資格として通用してしまうことになります。

ちなみに、マジシャンに関しては、
(社)日本奇術協会認定の「師範」認定という資格があるので、
これを以ってしても、そもそもこのクイズ問題には正解が二つあることになり、
クイズとしては成立しません。

以上のことからいえば、このクイズの問題として取り上げる場合の資格とは、
あくまでも弁護士などの国家資格やケアマネージャーなどの公的資格に
限定すべきだったのではないかと思います。

それでないと、トンデモナイ商売妨害になることがあります。
というのは、お客様が鑑定に見えた際に、
「先生は何か占い師としての正式な資格はお持ちですか?」と尋ねられ、
「別にありません」と答えた占い師は、
なんともインチキ臭い占い師ということになってしまうからです。

ちなみに、僕は団体の名前は伏せますが、
たった一日通っただけである占術の資格をもらったり、
たった3ヶ月通っただけで、これまたある占術の修了書をもらいました。
あの資格認定書、いまもどこかにあると思うんですが・・・

国家資格がないということは、
占いの世界は、要は勉強の中身と経験と、
そして、信頼感が大切だということなのかな。


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