佐倉市民音楽ホールと隣接する御伊勢公園でアグリフォーラム2011が開催されました。
テーマは「農業の新たなるチャレンジと地産地消」
佐倉に限らず、日本全国に耕作放棄地の課題を解決する一つの方法として、
後継者対策と、新規就農者支援が挙げられています。
佐倉市では、新規就農者の会が今年の7月に11名で発足!
今日は新規就農の苦労や流通はどうするか等についてパネルディスカッションがありました。
住み込みで研修をさせて下さった方(師匠)、受け入れて下さった隣近所~地域、
朝市・直売所・宅配で買ってくれている方、相談そして支援してくれた農政課の方々のおかげだそうです。
これからの課題として、やはり安定と確立・・つまり生業として収益をあげられる事。
これは、新規就農者だけの問題ではありませんが、食べていける~仕事として成り立つことです。
佐倉の方は朝市が日曜日は京成佐倉南口 水曜日はおはやし館前でやっています。
JA佐倉にもお立ち寄りください。
佐倉市外の方は、宅配してますので是非ホームページをのぞいてください。
新規就農者の会会長 小川道夫さん ブログhttp://ameblo.jp/chiisaitanbo/
女性一人で頑張っている 曽田文子さん HP:http://tasaien.com/
東京生まれ・育ちの若夫婦 谷 洋一郎さん HP:http://taninoen.com/yasai.html
定年退職後に農業大学と研修で就農 吉竹賢一さん ✉:h-ystk217@ac.em-net.ne.jp
もちろん、昔から農業をされている方々も応援していきたいですね。
さて、春と比較すれば静かですが、
草ぶえの丘バラ園で野村和子先生による「王朝のばら」講演がありました。
イギリスチューダー王朝のバラはまさに、ランカスター家の赤バラとヨーク家の白バラの王位争いの歴史で
それぞれが赤いバラ、白いバラを紋章として30年間バラ戦争(内紛)を続けますが、
ランカスター家のヘンリーチューダーがリチャード3世を倒し、紋章も赤バラと白バラを重ねたバラを
チューダーローズとしたそうです。
フランスのブルボン王朝におけるルイ13世~16世においてもバラとの関わりがとても深く
ルネサンス期のサロンド・ボッティチェリ「春」に描かれている(バラの花びらが散らばっているのですが)
バラは、ガリカ、ダマスク、アルバ3種で、当時はバラが3種しかなかったものが、ルイ16世の頃になると
バラが180種にまで増えたそうです。まさにベルサイユ宮殿を最も華やかにした頃に重なります。
日本では枕草子や源氏物語に「さうひ」と出てくるのが、今でいう薔薇。
野村先生によると。さうひの発音はしょうび・・薔薇という漢字の読み方にもつながりますね。
すっかり日没が早くなり、薄暗い中で撮りました、「コンドドゥシャンボール」
草ぶえの丘にもあるオールドローズから始まる、バラのお話には無限の広がりがあり
また、次回機会があれば参加させて頂きたいと思いました。
佐倉草ぶえの丘では、6日まで秋祭りが開かれています。
子どもが小さい頃は、何度も来て、汽車に乗ったり、動物のふれあいコーナーで楽しんだり
陶芸体験した事を思い出しました。