佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



北海道から、沖縄まで、全国から参加した議員260名の一人として、

全国市町村議員特別セミナーを2日間、滋賀県唐崎で受けてきました。

「これからの子育て支援」 と題して、

早稲田大学文学学術院教授  増山 均 先生の講義の中で、

子育ては子ども同士の相互教育力を重視するという点については、

先日の青菅小学校の入学式で、6歳という幼い子ども達は、大人たちの話よりも

2年生の歌と群読を集中して聴いている様子をみていましたので、とてもよくわかりました。

「ユニバーサル社会の実現を目指して」

社会福祉法人プロップ・ステーション理事長竹中ナミ 氏は、

ご自身の娘さんが重度の障がいをお持ちですが、かわいそう・支えるから入る福祉

から、一人一人の可能性を発揮できる仕組み作りに奔走し、自身で社会福祉法人を

立ち上げ、障がいを持っているチャレンジド達が就労し、納税者となる目的で活動している方です。

http://www.prop.or.jp/

おかんのパワーはスゴイと、ご自身でおしゃっていましたが、

娘より先に死ぬ時に、安心して死ねるように、

人の意識と社会の仕組みを変えたいというのは、

私も母という立場で共感できましたし、

同じ目線で取り組めることはたくさんあると思いました。

4月20日ミレニアムセンターで「星の国から孫ふたり」~「自閉症」児の贈り物の映画会が

ありますので、是非皆さんもいらして下さい。

 

「児童虐待の現状と対策の必要性」

子どもの虹情報研修センター研究部長 川崎 二三彦 氏

児童虐待の加害者で考えると、60パーセントが実母であることが、一番の問題ですが

取り組みは発展途上にあり、発生要因を取り除くなかで、過去に悩む人を丁寧にケアする

むずかしさについて改めて、考えさせられました。

-(加害者が虐待を受けていた、もしくは充分な愛情を受けていない過去は変えられない)

貧困や育児負担、孤立が原因の場合もやはり社会全体で取り組む課題山積です。

「地域福祉と自治体の役割~日本一の子育て村を目指して~」 

島根県邑南町 石橋 良治町長は、

村が目指すはっきりとしたビジョンと目標期限と数値を挙げながら実行し、

平成22年の合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に産む子どもの数の平均)は、

邑南町 2.11  佐倉市は1.39

子育て支援も手厚い~子ども医療費、妊婦健診の助成はもちろんの事、

不妊治療費の助成も行っている。

感心ばかりしていてもセミナー受講の意義がなく、

この内容を具体的に市政に役立てるかが大事です。

まずは、報告書を書き上げることにいたします。

 
 
 
 
 
 
 
 
 


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