佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



公園のベンチといえば、座るのを躊躇した方も多いと思いますが、

今日は迷わず座り一休憩して、日比谷図書文化館の政策勉強会に参加。

自治体の予算事業費は、民間のコストで考えると変動費のみで、

固定費といわれる人件費や減価償却、公債費は含まれていない・・・出す術がないので

事業のフルコストはいくらかわからない。

つまり、コスト意識が無いのではなく、持てないのが現状の中、

受益者負担をどうするかを考えました。

関西国際空港のある泉佐野市が市の名称にネーミングライツ(命名権)の売却を検討して、

話題になりましたが、命名権で歳入が増えても、それに伴う、印刷物・看板・備品等の

名称をリニューアルするだけで、相当な経費がかかってしまう事を忘れてはいけないと・・

佐倉市のファシリティーマネージメント推進事業では、施設白書を出しているので、

皆さんにも是非ご覧いただき、今後の公共施設について考え、あわせて受益者負担を

どうするかに立ち返り考えていきたいです。

http://www.city.sakura.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2905/(H22)hakusyo.pdf

施設の利用状況や、経費などの概算がまとめられています。

他市では、図書館の貸し出し一冊あたりの経費を計算したところ、貸し出すより

無償で渡した方が安くなってしまったところもある。

民間ではありえない、笑えない話でした・

 



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