
羽田空港へは現在、東京湾上空を通り東側か南側から進入するルートしか認められていません。
つまり、羽田空港を発着する飛行機は全て千葉県上空か東京湾上空を通過しています。
写真のように、昼間の国際線着陸便だけでもこんなに便数があり、これに国内線の発着便が加わります
2014年の統計によると、成田、羽田空港と国際線で結ばれるのは92都市、シンガポールは148都市、
ソウル、香港は137都市で、日本の劣勢は明らかです。
2020年東京五輪・パラリンピックに向け国土交通省は15年2月、交通網を充実させる
「交通政策基本計画」を策定しました。
その中で羽田、成田両空港と国際線で結ぶ都市の数をアジア主要空港並みの140程度まで増やす目標を定め
国交省は離着陸回数を増やすために東京都心の低空を飛ぶ新ルートを離着陸に取り入れる方針を固めたと報道がありました。
佐倉市はじめ千葉県上空を通過して羽田空港に着陸するルートだけでは対応出来なくなっています。
航空機騒音の低減に関する意見書が平成 23 年 11 月議会において全会一致で採択した事を受け、
平成 24 年 10 月 15 日に 市長は当時の国土交通大臣に対し、以下2点について具体的な要望をしました。
1.当市における航空機騒音の実態を把握するため、固定騒音測定局を市内に設置し、その結果を恒常的に公表すること。
2.これまで航空技術の進展を図る中での課題とされてきた、飛行高度の引き上げ、航路の分散化など、市民の生活環境に配慮した騒音
対策を、早急に実施することを要望しました。
26年3月6日からは、西志津1丁目付近を高度4,500フィートで通過し、高度を維持したまま南東側方面に飛行する運用となり、
航空機騒音問題が顕著となった羽田空港D滑走路供用開始当初と比べて南風好天時における佐倉市内の飛行高度は500フィート引き上げとなりました。
佐倉市環境基本条例第7条の規定に基づき、平成26年度の環境の現状と保全に関する事業や成果について概要をまとめた
平成27年版佐倉市環境白書(第38号)の第4章 騒音・振動の中にも航空機騒音について苦情が寄せられているとあります。
東京オリンピックへ向け羽田成田空港の発着便数を増やすためには、首都圏全体で航空機騒音課題を共有し、航空機騒音の分散化が重要と考えます。
17日の一般質問では、引き続き羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会を通じて航空機騒音の低減を求めること、
成田国際空港を軸にした交流人口の増加、産業振興、観光施策の佐倉市として、政策的に成田国際空港の維持発展を
後押しを要望しました。
また、
千葉県内の交通事故で、今年は既に歩行者32人、自転車9人、二輪車12人、四輪車24人の計77人(うち高齢者45人)が亡くなっています。
佐倉市内のH27年交通事故件数は、H17年と比較しますと半減しました。
しかしながら、交通事故死はH25年4件、26年6件、H27年4件と横ばいです。
一昨日の一般質問では、増加傾向にある高齢者ドライバー、歩行者、自転車の交通事故防止のために高齢者向けの交通安全啓発と
庁用車の事故を減らすための取り組みについて提案しました。
昨年10月、事故やけがを予防し、誰もが安全に安心して暮らせる「セーフコミュニティ」に取り組む亀岡市を総務常任委員会で視察いたしました。
亀岡市の市長が「安全安心こそ最大の福祉」として就任以来取り組み、
平成20年3月1日、世界で132番目、日本初のWHOセーフコミュニティ協働センターによる国際認証を亀岡市は取得し
平成25年2月23日には国内初めての再認証を取得しました。
仕組みづくりと、確かな根拠のある対策で、交通事故負傷者38パーセント減。街頭犯罪件数41パーセント減。
けがや事故による死亡者数40パーセント減。交通事故死ゼロ840日達成しました。
交通事故死ゼロをめざして、安全運転の呼び掛けと交通安全にも効果がある防犯カメラの設置に今まで取り組んでまいりましたが、
亀岡市が、すでにある取り組みを連携させ担当者2名で事業を実施し、交通事故死ゼロ840日を達成した事に驚きを覚えました。
亀岡市のようにセーフコミュニティの認証を取る必要はないとは思いますが、佐倉市方式の安全安心なまちづくりに取り組む
後押しをしていきたいと思います。
今日は暑い一日ですが、安全運転、交通安全をどうぞよろしくお願いします。