佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



議案第12号 佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について他を

経済環境常任委員会で審議。

良好な生活環境の保全を図り住民の健康で安全かつ快適な生活を確保するため、

再生土等による土地の埋立て等を禁止するとともに、臭気の基準、ph基準を定め、土砂等の搬入の監視を強化するなど

必要な規定を整備しようとするものであることから、議案に賛成しました。

神門の再生土については、千葉県が現地を検査した結果、フッ素と鉛の濃度が国の環境基準を超え、事業者に全量の撤去を求める

行政指導を11月にだしました。

約1万6千平方メートルの土地に約4万8千立方メートル分が搬入されましたが、埋め立て土壌から発生した異臭で窓が開けられない、

油のような水が浸入しているなど、寝ても覚めても鼻を衝く臭気と汚水に悩まされる地域住民からの悲痛な声があがっています。

委員会冒頭で全量撤去についてまだ進展はみられないとのことでした。

施行の平成30年4月1日以降、再生土の持ち込みを禁ずる条例となりますが、施工前に駆け込みで持ち込まれることも

予想されますので、監視が必要になっています。

土砂等の運搬車両ごとに発生元を証明する運搬確認票を携行させることとし、埋め立て現場の事務所に保管し、

市の不当行為防止指導員が日々現場を監督することとなりますが、人員が十分配置されるか注視が必要です。

約1年かけて搬入した埋め立て土壌を搬出するのに搬入時の倍の運搬車を使用しても半年かかります。

今後業者が埋め立て土壌を搬出し、そのトラックで

施行前に再生土(建設汚泥その他の産業廃棄物を中間処理施設において中間処理し有用な資材として再生したもの)を搬入することも

考えられます。

県が出した全面撤去の行政指導を履行させるために、埋め立て土壌のある佐倉市が果たす役割大です。


議案第一号平成29年度佐倉市一般会計補正予算は、現在耐震化工事のため休園となっている佐倉草ぶえの丘の

バラ園の施設整備の増額補正他について審議しました。

佐倉草ぶえの丘バラ園は、約職員1名分の人件費で1年間の維持管理をバラ文化研究所に委託していますので

すべてボランティアによるところが大きくなっています。高齢化がすすみ、将来に向けてこの世界から評価されている

バラ園をどのように維持管理していくか、この休園期間に方向性を考えて欲しいと要望し、議案に賛成しました。


夜は、まち協と中学生の参加による避難所開設訓練の重要性についてや人口増と活性化のための施策についてご意見を伺いました。

明日は、建設常任委員会。景観条例ほかについて審議します。







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