少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

ベッサについて

2005-11-11 20:44:44 | 写真
今回もベッサは大活躍だったのだが、1、2気になったこともある。まず、ベッサのくびかけストラッップをつける部分がカメラの前面によってついていることが気になった。首からカメラを下げていると、だんだんカメラが上を向いてきてしまう。様子するにバランスが悪いのだ。

このことはただバランスが悪いだけではすまない。21mmのレンズをつけるときは外付けファインダーをつけるのだが、これがカメラが上を向くにつれて体に当たってしまう。

そして、このことは決定的な悲劇につながっていく。そう、ファインダーが外れて落ちてしまったのだ。それも2回も!お陰でファインダーは傷が一杯ついてしまった。まあ幸運にもレンズは無傷で済んだのだが。

教訓:ベッサに外付けファインダーつけているときは決して走ってはいけません。間違いなくファインダーが落ちてしまいます。

その後、カメラを裏がえし(レンズを体に向ける)にすると、ある程度安定することを発見したが、やはりそれも何か変である。ストラップ金具の位置、コシナさんには是非改良して欲しいと思う。

とても使いやすく特に手ぶれしにくい良いカメラだけに、そのあたりの細かいところにまで気を使ってくれたらいいのだけれど。

福井から帰京

2005-11-11 20:26:34 | 写真
なんだか最近妙に出張づいている。水曜日から福井市に行っていた。結構東京からは行くのにも時間がかかる。小松空港まで飛んでからバスで1時間以上かかってやっと福井に着いた。出身地の山陰の松江となんだかにたような風情の町だ。

まあ仕事はともかくとして、仕事が終わってから永平寺に参拝してきた。朝一番に行ったら、まだ修行僧の掃除中ということでしばらく外で待つことに。綺麗に色づいた紅葉と厳しい修行で有名な永平寺の見事な組み合わせを写真に収めた。

朝一番だからということでもなかろうが、お坊さんの一人が私を含めて3人しかいない今日最初の参拝者を途中まで説明してくれた。静かなお寺の中をゆったりと見学できてとてもラッキーだった。

今回はハッセルもかついでいったので、ベルビアを入れたハッセルで紅葉を、モノクロを入れたベッサでお寺の中を撮った。現像はこれからなのでアップはそれからということで。

山門の入り口には二つの大きな看板がかけてある。漢文でぼくは読めないが、なんでも

「いくらいろんな経験をつんでもここでの修行は厳しいから覚悟してからくるように」

「でも、ここには周りに鎖も壁もないから、いつきてもかまわない」

みたいな相反する言葉が書いてあるらしい。禅問答のようなこのことば。この世の全てのことがらは矛盾のなかに存在しているとでもいいたいかのようだ。