少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

プラスとマイナス

2010-09-14 21:41:05 | 写真
すべてのプラスはマイナスを呼びよせる。すべてのマイナスはプラスを呼びよせる。すべての喜びは怒りを呼びよせる。すべての悲しみは喜びを呼びよせる。

なぜか。それは心があるからに他ならない。勝利に酔いしれる人の影には負けて悔しい人が必ずいる。深い罪を犯せば、そこから反省が生まれる。どんなに訓練を積んでも、そうした心を抑え込む事はできない。

マックスウェルが予言した電磁波。それはプラスとマイナスの振動の連鎖に他ならない。一点で生まれたプラスとマイナスの振動は、空間を無限に伝わっていく。

写真の深い黒は真っ白なハイライトを際立たせる。すべてが黒い写真は写真ではない。白と黒のコントラスト、それが写真のすべてなのだから。

意識はリアルな外界とイマジナリーな心の境目に存在する。そのリアルとイマジナリーもまた、別のプラスマイナスの形。いや、それは鏡と言った方がいいのかもしれない。リアリティーの鏡像が心の中に投影されている。その逆もまた真。心の鏡像がリアルな世界に投影されるとも言える。リアルと心のレシプロシテシィ。写真の意味はそこにある。

静かに静かに。それが自分のできる唯一のこと。感情にながされず、激昂せず、泣き叫ぶこともない。じっと静かに見つめ続ける。それしかないのだ。それもまた完全ではありえないのだけれど。すべてはプラスとマイナスを行ったり来たりするしかない。それが宇宙の原理なのだから。

アンテナとバイオテクノロジー

2010-09-13 21:30:07 | アマチュア無線
最近週末はアンテナいじりが多い。このアンテナというやつは厄介な対象だと思う。実際にアンテナと呼ばれるのは一本か数本の電線なんだけど、必ず周りの地面や木や建物の一部が、そのアンテナと相互作用をするので話がこんがらがってくる。理想的な状態ということには絶対にならない。いや、アースとの相互作用はアンテナ理論のもともと一部になっている。

おまけに計測も難しいときている。電流がたくさん流れるとか電圧が高いとか言うけれど、そういう計測値は直接には測れない。インピーダンスとかSWRとか、そういう言わば間接的な数値からいろんなことを推測するしかない。
あとは、想像力をたくましくして何が起こっているかを予想し、その裏付けとなるデータをとるしかない。

こういう状況ってバイオテクノロジーによく似ていると思う。生体の反応は極めて複雑にいろんな要素が絡み合っている。決してそれぞれの要素(たとえば臓器)を単独に取り扱うことはできない。そして、それらの働きを調べるための物証というのも極めて間接的だ。

そんなことを考えていたら、この間ノーベル賞をとった下村博士の光るクラゲの話を思い出した。今、博士の発見はバイオテクノロジーで欠くことのできない技術になっているのだという。つまり細胞の特定の場所だけを光らせるようにDNAの中に発行プログラムを織り込んでおくのだという。要するにバイオテクノロジーの見える化ツールとなっているのだ。

アンテナでもこれとおんなじことできないだろうか。数ターンの簡単なコイルとLEDをアンテナに沿って配置すれば誘起された電圧によってLEDが点灯する。たぶん電流がたくさん流れるとLEDは明るくつくに違いない。どうかな、このアイデア?

コンベックスラジアル

2010-09-12 20:47:53 | アマチュア無線
これが百均コンベックスで作ったラジアルシステム。見栄えはなかなかよろしい。いずれも長さは5mほど。7MHz用としては大分短い。今日は、このラジアルシステムを使ってグランドプレーンアンテナを立ててみた。アンテナエレメントが短くトップキャパシティハットをつけても十分にチューニングがとれない。殆ど交信もできず撤収した。

いろいろ試しているが、結局長さが十分にないと感度が出ないということかなあ。アンテナには実効高とか開口面積といった数値がある。この面積が大きいほど多くの電波をキャッチできるということだ。低い周波数ではダイポールをよく使うが、高い周波数になるとダイポールは使わない。指向性のアンテナが作りやすいということもあるんだろうけど、やはりアンテナが小さいということは、開口面積が小さいということが関連してるんだろう。(ほんとかな)

コンベックス・ラジアル

2010-09-06 22:02:03 | アマチュア無線
週末の実験でアンテナの性能にラジアルがすごく影響することが分かった。そこで百円ショップに行ってコンベックスを買ってきた。写真は3.5mようだけど買ってきたのは5mのもの。7MHzでのラジアル長を意識した長さだ。一時ダイソーから5mのコンベックスが姿を消していたが、思い出したように市場に出回り始めた。たぶん、買う人がどうせ同じなら長い方がお得ということで買っていくんだと思う。これの端っこに配線とワニ口クリップかバナナジャックをはんだ付けすれば出来上がり。設置も回収もシュルシュルと簡単にできるという仕掛けだ。CQ出版のアンテナの本に出ていたアイデア。これまでも1っこだけ使っていたけど、なかなかいい感じだ。今回一挙に4個買ってきたので、コンベックスラジアルは5個になる勘定だ。このくらいやれば大分効果もあるでしょう。

ALL ASIAN DX CONTEST

2010-09-06 21:48:07 | アマチュア無線
たった4局だけど、一応コンテストログを提出した。Ctestwinで自動作成したログをそのまま指定したアドレスに送っただけだけど、慣れないといろいろ難しいところもある。さすがに何回目かのログ提出になるので、これといったトラブルもなく終了。提出者のリストにも無事掲載された。やっぱりちゃんとログを出した方が、コンテストに参加したという気になるね。

QSL発送

2010-09-06 21:45:52 | アマチュア無線
8月分のカードを発送。今月は少なかったので作業はすぐに終わり。早速ALL ASIAN DX コンテストで交信したDXの内、ダイレクト指定のオーストラリアの局に封書でカードを送った。カードプラスグリーンスタンプ2枚。女性の局だ。

ALL ASIAN DX CONTEST

2010-09-05 20:56:36 | アマチュア無線
7MHzは昼間は国内しか聞こえないので、夜になって家の前にグランドプレーンをまた設置してDXを呼んでみた。強い局しかQSOできる可能性がないので、順番に強そうな局を呼んでみた。アメリカの局が何局か聞こえるが、呼んでもとってもらえない。何度かコールサインの一部を拾ってもらった時もあったが、そのうち相手があきらめてまたCQを出していまう。やっぱり、アメリカ本土は厳しいようだ。
結局フィリピンの局と一局交信したのみ。それで、今回のコンテストで4局のDX局と交信できた。

ラジアルの威力

2010-09-05 11:13:36 | アマチュア無線
これまでほとんど交信に成功したことがなかったモービル用ホイップアンテナ。ラジアルが大切という話を聞いて、4、5本の短いラジアルをつけてみた。(写真のワニ口グリップ)
すると、CWで国内の交信に成功した。一局は隣りの市だが、もう一局は滋賀県。信号は弱いようで、パイルには全く勝てないが、それでも他の局が呼んでいない時を狙ってやると返事が返ってきた。以前は、泣けど叫べど全く返事がなかっただけに、確かにアンテナのラジアルは重要な働きをしているようだ。

容量環

2010-09-05 11:09:36 | アマチュア無線
7MHz用に作ったグランドプレーンアンテナの先端につけている容量環。こいつをつけると共振周波数が約8.8MHzになるが、とると10MHzに跳ね上がる。エレメント長さが足りないのでそれでもチューナーを入れる必要がある。こんなアンテナでもオセアニア程度にはSSB(電話)なら飛んでくれた。

太陽スケッチ

2010-09-05 10:11:28 | 天体観測
太陽の表面を可視光とHαの両方の波長で見た様子。可視光で見える黒点は少ないが、Hαでみるといろいろと変化が見えてくる。でも、ぱっと見のイメージは可視光の方が楽しい。Hαはフィルタの調整でいろいろと見え方が変わるので、なんとなく何を見ているかがはっきりイメージできない気がするのだ。