ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

四国八十八ヶ寺巡拝 5-下

2018-05-08 08:05:16 | 旅行・秘湯・巡礼 
鳴門のリゾートホテルを8時半に出発、快晴の下で最高気温は28度との予報。
高速道路で北西に向かって走り、香川県に入って 引田ICを出てからは下道を
西に進んで山道に入ったが、道路脇の自販機でお茶を買ったらおつりが出ない。
1本千円の高いお茶で喉を潤しながら、88番札所「大窪寺」に10時前到着。
丁寧に参拝して、巡礼完了を告げて重ね朱印と「結願証」を受けて気分は爽快。
門前でお土産を求めて、暑さしのぎに食べた久しぶりのソフトクリームも爽快。

10時半に出発し一路高野山へ、車内の温度が高くて鳴門からは冷房を最強に。
「淡路オアシス」でエネルギーを補給し、明石から神明道路・湾岸道路を進む。
泉佐野北ICからは下道、阪南市の親戚家も近いので「叔母さん元気かな?」と。
熊取町から先は丘陵地を走り抜け、和歌山県に入って紀の川沿いを東に進んだ。
九度山町に16時に到着、真田幸村が蟄居していた「真田庵善名称院」を見学。
カーナビの指示に従い、西街道の山道を登って高野山に午後5時15分の到着。
この日は宿坊の泊まり、急いで風呂に入り精進料理の夕食をとった後は 思わぬ
寒さに暖房をスイッチON、標高870mだから下界と違って身が引き締まる。

翌朝は6時半から本堂でのお勤め、父と母の供養・読経をお願いした後で朝食。
8時30分に宿立ち、旅の締めは「高野山奥の院」でのお礼参りと納経である。
中の橋から、朝の清々しい気持ちで奥の院を参拝する事が出来て「大満足」だ。
予定より早めの移動、阪和道路経由で新大阪駅へ走り昼を食べて帰路に着いた。
『新幹線車中で思うのは、家に帰ってからの雑事のこと』と、ひげ爺の独り言。
私の家は「羽とり」、留守中「閑古どり」がいて帰ると「借金とり」がいる?。
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四国八十八ヶ寺巡拝 5-中

2018-05-01 09:05:56 | 旅行・秘湯・巡礼 
うどんの昼を食べて車で間もなく7番札所「十楽寺」、朱と白が基調の中国式の
鐘楼門と中門は、咲き誇るヤマザクラとともに 華やかな気持ちにさせてくれた。
東に5分で6番札所「安楽寺」、ここの仁王門も中国式で建てられていて境内は
平らで階段がなく、高齢者にとっては寺名と同様に 「安で楽」な参拝が出来た。
次は東に10分走ると第5番札所「地蔵寺」、平地にあり境内の大銀杏が眼に入
って来る、本尊勝軍地蔵にあやかった歴代武家の庇護により 寺領は広いという。
さらに北に5分で第4番札所「大日寺」、山の麓にあってその杜や清流に霊山の
趣があり、朱塗りの門から石敷の境内道を進むと 本堂や大師堂・薬師堂がある。
山道細道を走るので レンタカーは最小型車、カーナビもクーラーも性能が劣る。
ナビを頼らず、街中案内板を見て路地を進むと うっかり運転で前輪を溝に脱輪。

手間どったが 住民たちの親切で脱出、午後3時過ぎに3番札所「金泉寺」到着。
道路に面して朱塗りの仁王門があり、落ち着いた境内には 黄金の井戸があった。
「金泉寺」から東に5分で第2番札所「極楽寺」、駐車場の横に朱色の仁王門が
あり庭園風境内を進むと、石段の上の小高い所に 本堂など諸堂が配されていた。
そして東に数分で、逆打ち巡拝の最終札所になる 第1番札所「霊山寺」に到着。
仁王門を入ると、右に欄干付きの池と大師堂があって左に多宝塔 奥に構えの良
い本堂があり、思いを馳せながらゆっくり参拝し 納経所でご朱印をいただいた。
これで八十八箇所の全てを廻った、しかし まだお礼参りの2ケ所が残っている。
でもこの日はここまで、高速を使って東に移動し 鳴門海峡を望むホテルに宿泊。
『時刻的に渦潮は見れなかったが、晴天の中で海峡が眺められた 』と、独り言。
逆打ち巡拝は時計と逆の左回り、鳴門渦潮も左巻きなら 俺の頭はどっち巻き?。

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四国八十八ヶ寺巡拝 5-上

2018-04-24 07:58:32 | 旅行・秘湯・巡礼 
桜が終わって田植えの季節、八十八ヶ所巡りも五回目を迎え最後の旅となった。
4月18日に家を7時に出発、東京駅からの新幹線車中で 早めの昼食弁当を食
べて新神戸に12時過ぎに到着、そこからレンタカーに乗り換え四国に向かう。
明石海峡から淡路島を経て、鳴門海峡を渡って 徳島まで高速道路を走ってから
下道を南に進んで、佐那河内村からは西に走って 神山町から細い山道を進むと
3時半に「一に焼山」と云われた最大難所の第12番札所「焼山寺」に着いた。
灯籠が並ぶ寺域参道を10分歩くと、杉巨木が多い境内は古刹の雰囲気がある。

参拝し満開の八重桜を眺め、山を北側に下って出た平地を 吉野川に沿って西に
走ると80分、この日の宿は「うだつの町並み」と云われる美馬市脇町である。
翌朝に町並みを散策、城下町と藍染で栄えた町家は本瓦葺きと漆喰塗が美しい。
次は東に40分走り11番「藤井寺」、そこは山里的で門前のご接待は親切だ。
仁王門を入った境内で、弘法大師お手植えと云われる「藤」が咲き始めていた。
続いて 下道を東に25分走って10番札所「切幡寺」、山の中腹にあって参道
は 333段の石段が続き、汗をふきふきを登ると 本堂と重文の大塔があった。

東に10分で9番札所の「法輪寺」、広々した田園地帯の小集落の中にあった。
境内は落ち着いた雰囲気で、四国の札所では珍しい涅槃如来像が祀られている。
そこから東に5分で 8番札所「熊谷寺」、山門から坂道に続いて石段があり奥
が深いという印象の寺で、大きな木造山門と色彩豊かな多宝塔は立派で美しい。
『車の冷房は効き目が悪く、安物カーナビは反応が鈍い』と、ひげ爺の独り言。
ところで この巡礼ひげ老人、うだつは上がらないのに 頭はハゲ上がってきた。
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四国八十八ヶ寺巡拝 4-下

2018-03-20 08:29:43 | 旅行・秘湯・巡礼 
小松島市街地を避けるように北に走り、左手に向かうと第18番札所「恩山寺」。
駐車場から石段が続くが、その両側に大株ソテツや大銀杏があり 諸堂が配された
その先に本堂があり、足を進める事でいかにもご利益が得られそうな感覚になる。
北に20分で徳島市の中心部、さらに20分進めて17番札所「井戸寺」を参拝。
市内国府町の市街地にあり、駐車場から裏口入門すると まとまった境内には火災
にあって再建された重厚な本堂や大師堂があり、寺名を意味する「井戸」がある。
徳島市内に戻ってホテルに入り、一休みして夕食は「鯛づくし料理」に舌づつみ。
翌日3日も快晴を迎え 8時半に出発、北西に25分走り街道を左折するとすぐに
第16番札所「観音寺」、古い街並みの道路に面して 鐘楼門があり狭い境内には
本堂と大師堂があった。 気づいたら、どうしたものか 私の財布が見当たらない。
前日に鹿肉を食べたが、どこかで馬肉も口にしたらしく馬鹿になっていたようだ。

必死に前日行動を思い返し、太龍寺の駅に忘れたと推測し電話したら「あった」。
ホッとした気分で南に5分程走ると、15番札所「国分寺」は 本堂が修復工事で
カバーに囲まれていたが、その雰囲気には国分寺の風格を感じさせるものがある。
その南の近くに14番「常楽寺」、大きな岩山と思える地盤上の石段を上ると納
経所があり、さらに進むと本堂と大師堂があって霊木アララギが枝を広げていた。
それから鮎喰川を渡って10分で13番札所の「大日寺」に着く、街道に面して
薬医門があり、その正面が宿坊で右手に大師堂があり向い合う左手が本堂だった。
今回の巡拝はここで終了、徳島市内に戻って昼食をとり神戸経由の帰路に着いた。
『紛失した財布が見つかるなど、ご利益が充分の旅だった』と、ひげ爺の独り言。
送ってもらった「忘れ物」が、帰宅の翌日に届くというスピード解決には大感謝。
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四国八十八ヶ寺巡拝 4-中

2018-03-13 08:05:26 | 旅行・秘湯・巡礼 
室戸市街から15分の室戸岬先端に立ち寄り、少し戻って山を登ると空海が悟
りを開いた24番札所「最御崎寺」で、納経を済ませ宿坊「遍路センター」へ。
2日は8時半に出発、山を下りて太平洋沿いを北に90分走ると日和佐に着く。
街道脇の「道の駅」で一休みし、ほど近い23番札所の「薬王寺」を参拝した。
山の斜面に建てられた寺で、城を思わせる石垣や石段と豪壮な堂宇は印象的だ。
朱色の「喩祇塔」が目を引き、眼下に日和佐の街並みと港が美しく眺望できた。
海沿いを北に走り、由岐から左手山側に入ると25分で22番札所「平等寺」。
仁王門を入ると大師堂があり、正面石段を登った丘の中腹に本堂があった。
街道を西に進んで 間もなく右折し山道に入り、途中の「道の駅」で昼となった
がそこではジビエ料理を薦められ、地産鹿肉の「なか鹿丼」でお腹を満たした。

さらに進んで大期待の21番札所「太龍寺」へ、600m超の大龍山頂にあり
難所として知られたこの札所も、今は西日本最長のロープウエイで楽々行けた。
山頂駅を降りると寺域で、弘法大師が修行した山容と格式ある堂宇に感無量だ。
ロープウエイの利用で体は楽だったが、「大変なこと」に気づいたのは後の事。
山麓の駅から車で北に走り左折し山道に入り30分、ここも歩くお遍路さんに
は難所となる20番札所「鶴林寺」に着く、駐車場から横道を進むと仁王門や
大師堂があり、石段上には立派な三重塔と本堂とそれを守る鶴像が置いてある。
鶴林寺から山を下って東方面に40分走ると、小松島郊外の立江町に鎮座する
19番札所「立江寺」で、広く明るい境内に堂々とした佇まいの本堂があった。
昔から大龍寺も鶴林寺も難所、今でもお遍路さんは歩いている』と、独り言。
歩くお遍路さんに出会うと、車で楽旅のひげ爺は「申し訳ない気持ち」になる。
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四国八十八ヶ寺巡拝 4-上

2018-03-06 08:20:17 | 旅行・秘湯・巡礼 
台風並みの超低気圧の接近、覚悟していた強風も豪雨を受けることなく岡山経由
でJR土讃線を、景勝地「大歩危小歩危」から 高知に向かう老人ボケ夫婦である。
この日は 高知のホテルに投宿し、夜は「はりやま橋」など市内を散策して夕食。
翌3月1日は レンタカーを足に、先ずは高知市郊外の30番札所「善楽寺」へ。
平地にあって開放的なたたずまいで、燐地には土佐一の宮「土佐神社」がある。
気づくとカメラにメモリーが入っていない、ネットで調べても付近にはカメラ屋
さんがなくて慌てたが、幸いにスマホに撮っておけるので かろうじてセーフだ。
東に15分程で第29番札所「国分寺」、聖武天皇の勅願による土佐の国分寺と
して建立された古刹で、こけら葺き本堂と土佐日記の紀貫之の滞在で知られる。
次に東南に25分進んで香南市野市に入り、小高い丘「三宝山」を登ると中腹に
28番札所「大日寺」があり、趣ある山門を進むと本堂や諸堂が配されている。

山を下って野市の街中でメモリーを確保し、ひと安心したらお腹も空いてきた。
土佐湾にそって東南に40分の、安芸市の名物うどん店「国虎屋」で昼食した。
そこから20分走ると、左側の山の細道を上った所に第27番札所の「神峯寺」
があり、庭園風の急勾配な石段を登ると 簡素ながら立派な堂宇が並んでいる。
さらに60分走ると 室戸市の高台に26番札所「金剛頂寺」、長い石段を登る
と仁王門があり広い境内には、本堂のほか捕鯨で栄えた地の名残が残っていた。
26番から15分で 25番札所「津照寺」、高台へ直線的階段の上に色鮮やか
な鐘楼門があり、さらに上がると本堂で土佐湾と室津港を見下ろす景色は絶景。
『予報に反して雨が降らないのは、心がけが良いから・・と自負』と、独り言。
用なしの完全装備用雨具が二人分、それは自分で背負うと言う:自負になった。

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春を求めて伊豆への小旅行

2018-01-16 07:58:09 | 旅行・秘湯・巡礼 
「寒」に入り厳しい寒さが続いているが、いずれ春はやって来るはずである。
庭で咲き始めたスイセンに誘われ、伊豆半島に春を求めて出かける事にした。
12日の朝7時半に出発、埼玉大橋からは雪をかぶった富士山が遠望できた。
そして圏央道から東名へ、徐々に大きくなる富士山を眺めながら車を進めた。
10時半に「三嶋大社」に到着、初詣で込み合う駐車場の空き待ちして参拝。
静岡県の東部に位置する三島市は、「♪ 富士の白雪ゃ の~え」とうたわれた
土地柄で、富士山からの伏流水に恵まれていて「うなぎ料理店」が多くある。
そこで昼食はウナギと決め、ウナギ料理の老舗「桜家」に11時過ぎに到着。
前日に電話で連絡をしていたので、待たずに早速2階の広間席に案内された。
注文した「三枚うな重」は、重厚感のある肉質たっぷりのもので美味かった。

午後は天城越えをし、東海岸の河津から下田爪木崎の「水仙まつり」会場へ。
寒いながら無風の好天、会場の自生水仙はちょうど見頃を迎えていた。
この日は下田温泉に宿泊、年寄りの夫婦には食べきれない料理づくめである。
翌日は、幕末期に日米下田条約を提携した「了仙寺」に立ち寄って帰り道へ。
海岸沿いの道を 稲取 熱川 伊東 網代 熱海 と進み、真鶴で お土産を購入した。
小田原の早川で、馴染みの料理店「こじま」に寄って金目鯛の煮付けで昼食。
旅の最後は、南足柄にある曹洞宗の大寺「大雄山最乗寺」に立ち寄って参拝。
天狗で有名な寺は、境内が広く堂宇は豪壮で長い石段上には奥の院もあった。
二日間に車で走った距離は690km、しかし歩いた歩数は3780歩だけ。
『タラフク食べたし、♪これじゃ体にいいわけないよ』と、ひげ爺の独り言。
糖尿対策で夫婦ともにカロリー制限中、♪わかっちゃいるけどやめられない。

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街なか散歩14〔古河宿②〕

2017-12-19 09:02:31 | 旅行・秘湯・巡礼 

本格的冬を迎え 朝の寒さは厳しいが、16日の日中は風のない穏やかな日であった。
前回は宿場町筋を散策したが、今回は 古河に残る城下町の風情を訪ねて歩いてみた。
長谷町の古河市駐車場に車を留め、毎年元日にお参りをしている「長谷寺」を参拝
この寺の本尊である観音像は、奈良と鎌倉の長谷寺の観音像と同じ一本の楠から刻ま
れたと伝えられ、寺格には 大差があるものの「日本三大長谷観音」と自称している。
南に6分歩くと「蓮池山一向寺」、鎌倉時代の健治2年(1276)創建という古刹である。

東から 北に向かうと「鷹見泉石記念館」として保存している武家屋敷があり、石を
多く配した庭と茅葺屋根の母屋からは、幕末の江戸家老 鷹見泉石の遺徳が偲ばれる。
隣向いは 古河城の出城「諏訪曲輪」跡で、その一角に建てられた「古河歴史博物館
には、許我(こが)をはじめとする古河の歴史や 古河城の概要などが展示されている。
その隣地には 木造の「古河文学館」があり、郷土に縁のある文学者を紹介していた。
北に少し進み 出た江戸町通りを左折すると、「篆刻美術館」「古河街角美術館」に
続いて「永井路子旧宅」があり、いずれも 町屋や石蔵の趣を残した展示をしている。

その先で右折した路地先に「隆岩寺」があり、その少し北側で 武家屋敷の趣を残す
杉並通りに出て、その東角にある「割烹山水」のレストラン「杉並」で昼を摂った。
道を西に取り 間もなく左折し南に向かうと、右手に城主土井家の墓所「正定寺」
あり、その先の江戸町通り(坂通り)を右折し 少し先の右にある「永井寺」を参拝。
南に向かう細道を歩き、「頼政神社」や古河城の跡地を訪ねながら駐車場に戻った。
『河川改修で城跡がなくなり、堀も石垣もない城下町が古河』と、ひげ爺の独り言。
しかし 武家屋敷跡には料亭が多く、若く元気な頃には良く酒宴を張った所でもある。

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四国八十八ヶ寺巡拝 3-下

2017-11-07 07:42:52 | 旅行・秘湯・巡礼 
土佐市郊外で 軽いうどんの昼を食べ、車で15分の35番「清滝寺」へ。
寺は山の中腹にあるのだが、境内奥まで 細い車道が付いていてラッキー。
本堂前に大きな薬師如来像があり、展望台では雄大な田園風景を眺めた。
道を東に取り20分、高知市春野に入ると34番札所「種間寺」に着く。
右にカーブする緩い坂道を上ると、右手に大師堂と正面奥に本堂がある。
気が付いたら靴の底がはがれて、右足のかかと側の底がペロンペロンだ。
ゴアテックスの登山靴、永年愛用して元は取ったが当面の足回りに困る。
途中で強力ボンドを購入し、早い時間ながら「かんぽの宿伊野」に入宿。
翌朝は、問題の靴も何とか補修できたので予定どおり8時40分に出発。
南方向の春野に出て東に向かい、30分ほどで33番札所「雪蹊寺」へ。
そこは長曾我部氏ゆかりの禅寺で、本堂は平成16年に再建されたもの。

続いて東に少し走り、景勝地の桂浜に立ち寄り 「坂本竜馬像」にご挨拶。
浦戸大橋を東に渡って 海辺の道を15分程走ると、小高い丘の上にある
32番「禅師峰寺」、石段上に仁王門があり 岩を配した境内をさらに上
ると本堂と大師堂があり、海上安全の祈願寺らしく土佐湾が眺められた。
続いて北に25分程、土佐の古刹である31番札所五台山「竹林寺」へ。
仁王門からの幅広い石段や、五重塔をはじめとする周辺の趣はさすがだ。
高知市の中心部に入り、見つけた蕎麦屋で軽い昼食を注文して帰り支度。
最後に高知城に立ち寄り、またまた石段を登って旅を終わることにした。
『あしずり岬をすぎたら、途端に靴の底があしずり状態だ』と、独り言。
靴底は右側を自分でホシュウ、帰宅後の総選挙も右側の自民でホシュに。
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四国八十八ヶ寺巡拝 3-中

2017-10-31 07:48:13 | 旅行・秘湯・巡礼 
宇和島の「道の駅」を14時に出発、南に海岸沿いを進み50分程で愛南
町の御荘にある40番「観自在寺」へ、そこは宇和島藩ゆかりの寺で堂々
とした仁王門をくぐると、広々した境内には 昭和再建の本堂などがある。
次は南西に進み、宿毛で左折し山側に走り 39番札所「延光寺」に着く。
石段を登ると、仁王門に続いて大師堂と立姿の美しい本堂があった。
宿毛中村道路を東に走り、四万十市から 進路を南にとり足摺岬に向かう。
1時間20分程走って、岬の先端にある 38番札所「金剛福寺」に到着。
駐車場周辺は昔と変わっていたが、周辺は亜熱帯植物が茂り 境内には趣
ある自然石と池が配され、 極楽の入り口と言われる「補陀洛」の雰囲気。
この日は霊場近くの旅館に宿泊、海の幸たっぷりの 夕食には恐れ入った。

翌日朝も曇り空、ラジオ体操と朝食と朝ドラを見て 二足歩行で宿を出発。
水平線までは見通せないが、四国最南端 足摺岬で灯台等を散策してきた。
9時半に車で出発し、前日の道を土佐清水から中村に戻りコンビニに寄っ
て海辺沿いを北に2時間、四万十町(窪川)の37番「岩本寺」に到着。
街中の台地にある寺で、周辺は門前町風であり生活の香りが漂っていた。
続いて北東に海辺を走り、須崎市から 東方向に半島状の山の中を走ると
約80分で36番札所「青龍寺」、石段を登ると 仁王門がありさらに急
な石段の上の本堂と大師堂を参拝、帰りは石段を避けて坂道を利用した。
宇佐大橋から北に走り、土佐市の道端で うどん屋さんを見つけて遅い昼。
『足摺の夕と朝を食べ過ぎて、昼過ぎても お腹が空かない』と、独り言。
だから有難いうどん屋だったが、食べたのは最安値の[ぶっかけの小]だ。
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