ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

天津小湊温泉と誕生寺

2009-12-15 12:05:25 | 旅行・秘湯・巡礼 
近所の同年代層の親睦旅行は、ほぼ予定時間に横浜三渓園に到着。
その後、中華街の状元楼で昼食をとってから、ブラブラと買い物をした。
午後、アクアラインをすすめ「海ほたる」で、東京湾の展望を楽しんだ。
遠くに雪の富士山、近くには横浜のランドマークなどのビルと町並み。
前方には、千葉の市原や君津などの工場群、その奧には房総の山々だ。
上空に飛行機、海には大小の船。まさに地球の一点にいる感じがする。

その後もバスは順調に走って、早めに小湊温泉の「吉夢」に着いた。
部屋でのんびり、風呂でのんびり、宴会ものんびりの一夜となった。
お風呂は8階と9階にあり、海を正面に眺める展望風呂になっている。
夕陽は直接見えないが夕刻から日暮れまでの時間をお風呂で過ごした。
朝も、方角的に直接の日の出は見えないが夜明けもお風呂で迎えた。
どちらも、刻々と移り変わる港や岬の風景と空の色合いを味わえた。

旅館のすぐお隣が誕生寺になる。翌朝の出発前に見学がてら参拝をした。
小湊は日蓮聖人の誕生地といわれ、そこはゆかりのお寺として有名だ。
聖人誕生の時、庭先から泉が湧き出した「誕生水」、浜辺に青蓮華が咲い
た「蓮華ヶ渕」、海面に大小の鯛が群れて集まった「妙の浦」。この不思議
を「三奇端」という。そして、12歳まで暮らしたところと言われる。
そんな縁から、この地に寺が建立され、「誕生寺」と名付けられたと言う。
地震や津波などにあい、場所は少し移ったものの日蓮宗の大本山である。
「誕生も蓮華も判るのだが、何故 鯛が妙なのか」と、ひげ爺の独り言。
目出度い「鯛」を、仏教的考えに結びつけて「妙」に置き換えたのだろう。
コメント
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