ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

袋田の滝と本場の蕎麦

2011-02-08 09:53:27 | 旅行・秘湯・巡礼 
立春を迎え梅花の咲くころとなって、2月としては暖かい日が続いている。
凍結しているであろう袋田の滝を見に、茨城の奥久慈まで出向いていった。
東北高速道を矢板インターまで進め、喜連川経由で大子町に道をとった。
自宅から約2時間少々で袋田の駐車場に到着、少し歩くて行くと滝である。
日本の三大瀑布の一つと言われ、30年前の紅葉期に訪れて以来である。
そこには有料の歩行者トンネル、観瀑台とエレベーターが設置してあった。

暖かい気温の影響か、上半分は凍っているが下半分は解けはじめていた。
全氷結の滝も見たかったが、流れのある生きた滝姿もそれなりに良かった。
私と同年代のハイキングや絵やカメラが趣味と思える人が多数来ていた。
それにしても、駐車料が1台500円で、歩行者トンネルが一人300円とは、
施設側は安いと思っているのだろうが、客側からはちょっと高いと感じる。
滝への道筋にはお土産店が列んでいるのだが、立ち寄る人も少ないようだ。

常陸太田と言えばお蕎麦の本場である、目的のお昼は蕎麦と決めていた。
袋田から30分ほど下がった、大吊り橋近くの「慈久庵」と言う店に入った。
山の中腹に古くないかやぶき屋根、良い建材を使った大きく立派な構えだ。
資産家が道楽や趣味でやっているようで、古道具や機械等も展示してある。
商売上手とは言えない無愛想な対応で、注文することを戸惑うほどだった。
しかし出てきたお蕎麦は、本場の地粉を使った私好みの美味しい物だった。
主人お薦めの「地ネギの天ぷら」も、体裁も味もなかなか乙なものだった。
「店構えも味も良いが、口コミ評価は得られないだろう」と、ひげ爺の独り言。
午後は水戸黄門ゆかりの「西山荘」を訪ね、咲き始めた梅を鑑賞して帰った。
コメント
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