ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

少し変な今年の夏とお盆

2011-08-16 14:39:23 | 食楽・年金ライフ 
6月下旬から猛暑がやってくるなど、今年夏の気象はちょっと変である。
7月下旬に涼しい日もあったが、月末からは再び記録的な猛暑続きだ。
異常気象なのだろうか、菜園では一部野菜に実成りの異変が見られる。
スイカとカボチャの実付き時期が、例年より遅いうえに実の数も少ない。
インゲンは7月中には実をつけず、8月になったら少し実を付けている。
自生で栽培法には無関係な茗荷まで、出が遅くなって数量も大激減だ。
 追伸:お店では秋ジャガの種芋まで品薄で、2㌔までの限定販売だ。

全国的猛暑と地域的豪雨に加えて、東日本では余震がまだ続いている。
原発のその後も、終息と言うには到らず放射能の不安が広がっている。
日本中が節電と自粛中で経済は低迷し、政治は首相交代で不確実だ。
世界金融に不安があり、中東で内戦 イギリスも暴動 中国ではデモだ。
何かが変な今年の夏だが、我が家にいつもながらのお盆がやってきた。
毎年家族みんなが集まり、昼食を摂りながらご先祖様の供養をする。
母は施設に入って不在だったが、今年も盆棚を作り「集い」を開催した。

盆棚は4本の柱と中段の棚で作られ、棚奧には高い台板が置いてある。
棚奧の台上には位牌を並べ置き、後ろには「十三仏」の掛け軸を下げる。
前柱2本に竹を添え、まこもの紐を吊して色紙やほうずきで飾り付ける。
中段の棚壇には、野菜やお供物をのせ、お線香などの仏具を用意する。
前の棚下はゴザを下げて閉ざし、行き場のない餓鬼達の居場所とする。
期間中には、お互い様ながら親戚や近所の人が盆棚まいりに訪れる。
「供養を兼ねた挨拶話も、今年のお盆は少し変だ」と、ひげ爺の独り言
お袋が不在の今年は、盆棚まいりの話題も世間話でなく説明話になる。

コメント
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