ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地 なう 〔爛漫〕

2017-04-11 08:46:04 | 地域活動・つながり
桜の開花宣言後は 寒い日が続き、満開を迎えるまでに大分日数を要していた。
しかしこの3~4日は暖かくなり、私の住む地域でも6日には ほぼ満開になった。
桜は近所でも見られるのだが、この日は散歩を兼ね渡良瀬遊水地に出かけた。
堤防上から望む遊水地は、暖かい陽射しの中で「春霞」 に けむる景色だった。
下宮駐車場から歩いて行くと、「干し上げ」が終わって 水を導き始めた谷中湖の
水面では、数こそ少ないながら「カイツブリ」と「カルガモ」が『餌どり』をしている。

中の島に着くと、若芽のシダレヤナギは綺麗だったが 水鳥の姿は少なかった。
低い木の株元では「キジ」が遊び、その枝先では「ウグイス」が啼き競っていた。
谷中村史跡ゾーンには コブシの花が咲き、広場の奥一帯は 先月18日に行わ
れた「ヨシ焼き」の後景色で、地面は小さな若芽が見えるものの黒一色だった。
北水門からヨシ原浄化施設の展望台に登って、ヨシ焼き後の遊水地を眺めた。
想い出橋から帰り道を歩くと、「まどころ橋」の先のお目当ての桜 ソメイヨシノ
満開状態で、 地面に咲いた水仙の黄色花と 見事なコントラストを見せていた。

下宮駐車場に戻るとちょうど昼時間、お腹がすいてきたのでひげ爺も「餌場」に
向かうことにして車で移動、群馬の海老瀬にある 馴染みの店で昼食をとった。
食事後も足を延ばし、栃木市の藤岡文化会館前の「田中正造翁の像」 を訪ね
てから、少し離れた 「田中霊祠」 を参拝し 田中翁を偲びながら 帰路に着いた。
『あちこちに満開の桜、栃木.群馬.埼玉の三県の桜が 散見できた』 と、独り言。
この地域は昔の蛇行した流路が県境となり、水害多発の歴史から新旧の川や
堤防が絡み合い、後に 遊水地や道路を作ったので ややこしい地図になった。
コメント
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