ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

街なか散歩17〔巣鴨〕

2019-03-12 08:19:12 | 旅行・秘湯・巡礼 
春を感じる暖かさのなか、10時に駒込駅に到着し本郷通りを南に歩き出す。
不忍通りの手前を右折し、柳沢吉保が造園した大名庭園の「六義園」に入る。
入園料が高齢者は半額、得した気分で築山回遊泉水式の園内をゆっくり散策。
梅の花は満開ながら、園内の桜やツツジの「華やかさ」はまだ時期ではない。
園を出て西に歩き、JTB時代にお世話になった「天心聖教」前で 一礼してか
ら白山通りに出て横断、北に歩き「徳川慶喜公屋敷跡」から巣鴨駅前に出る。

駅前の山手線上を過ぎると、なぜか急に「おばちゃん達」の姿が増えてきた。
その先の斜め左の道が旧中山道で、「地蔵通商店街」のゲートが迎えている。
左脇角の江戸六地蔵「眞性寺」を参拝し、旧中山道である商店街を北に進む。
このあたりは「おばちゃんの原宿」と云われる街で、我々高齢者にとっては
昔懐かしい雰囲気があり、店構えや掛け声などに「味のある街」が楽しめる。
途中右側の「みずの」で、名物塩大福とお茶をいただき昼食は後回しにした。
その先の「とげぬき地蔵・高岩寺」を参拝、願えば「痛みを抜き取る」との
ご利益に期待して、最近痛み出した膝と腰に加えて頭が衰えないよう祈った。

遅い昼食は軽いお蕎麦にし、さらに北に進み猿田彦を祀る巣鴨庚申塚を参拝。
その先の「庚申塚駅」から都電に乗り、レトロな気分を大塚駅まで味わった。
下車して西に歩き、「天祖神社」を訪ねてから駅前に戻ってコーヒータイム。
英語/中国語/スペイン語の会話を耳に、日程を終了したら3時を回っていた。
『とげぬき地蔵で、頭と腰が衰えないように祈願した』と、ひげ爺の独り言。
そんな私の隣に、何事も「アタマゴシに云わないでね」と注文する人がいた。
コメント
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