ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

年末年始とひげ爺的こころ

2021-01-05 09:40:13 | 食楽・年金ライフ 
新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願い申し上げます。
・・と 定番の挨拶になるが、今年の我が家は異例ずくめの年末年始になった。
理由の一つは個人的なことで、郊外的な土地から都市型の地に転居したこと。
もう一つは社会的で、新型コロナ感染防止対策の自粛による異常事態である。
例年と大きく違う二要素により、年越しは寂しく「味気ない」ものになった。
たとえば大掃除、従来は庭木や垣根に 家の外回りから屋内までの大仕事だっ
たが、今年はマンションだから外回りはなく室内もちょっとだけの小掃除だ。
大晦日も、例年はそばを食べて紅白を見て 除夜の鐘とともに初護摩祈願に出
かけたが、今年は年越しそばを食べただけで終わりという「味気ない」越年。
他に儀式もそれなりにあったのが、今年は「締め」も「始め」もあいまいだ。

忘年会も新年会のゼロ、親戚・兄弟との年賀も簡略化して「味気ない」もの。
元旦も正月らしくない、屋敷稲荷も床の間もなく神棚は壁掛けだから〆飾り
もなく重ね餅は小さいものが一つ、掛け軸も榊もお神酒も日の丸も使わない。
初詣も神社は幸先詣で済ませ、お寺での護摩は三ヶ日を避けて4日になった。
そんな異例なお正月では、お節料理も市販品中心の「味気ない」ものになる。
例年は動いて飲んで疲れての寝正月が、今年は自粛による何もしない寝正月。
時代は確実に変化してるが、高齢な私は変わらず「ひげ爺的こころ」なのだ。
例年とは大違いのお正月、でもお年玉の出費だけは例年通り』と、独り言。
年末年始は味ケなく お年玉では大人ゲがない、そして私のおつむは頭ゲない。
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