ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

今年も贈り物に「新米」

2024-09-11 20:37:01 | 家庭菜園・庭・花 

新米の時期を迎え我が家は、例年どおり「北川辺コシヒカリ」を 農家から仕入れた。

今日11日には 大学生である孫娘の運転で、旧宅近くのご縁ある米農家に出向いた。

我が家も農家だったので、私は子供のころから 農作業や家畜の世話を手伝ってきた。

牛の力で耕し 人手で作業する時代から、徐々に機械化効率化されるまでを経験した。

その後 父の高齢化と私の事情から農業は止めて、所有農地は縁ある人に任せてきた。

それでも 屋敷続きの土地は保有し、果樹や野菜などを作り「半農」生活をしてきた。

だから私は農業全般において、口伝や体験に加え 資料などの知識もあるのだぞー!。

 

この夏にスーパーの棚から消えたお米、その原因の一つが 米の品質低下と言われる。

それは主品種のコシヒカリが 茎が長く腰が弱いため、台風での 茎折れ被害を避けて

早期栽培するので、稲穂の実入りが猛暑期となり 白濁など品質低下が起こりやすい。

そんな米は収量こそ減らないが、精米時に糠が多く出て 白米の仕上がり率が落ちる。

他品種も気象によっては同様で、微差が 積もり積もって米不足になるというわけだ。

お店には新米が出回り始めたが、まだ品薄のため すぐ売り切れる状態で値段も高い。

 

父の代から 秋に新米を贈答してきた我が家、大宮に転居してきた今でも続けている。

送り先も届け先も減ったが、米の小分けや箱詰めと お届けに送付手続きで一日仕事。

もちろん 我が家の食糧分も確保した、早速今年の米の出来栄えと賞味を確認しよう。

贈答が例年より遅れたが、米不足と高値の中で 今年は喜ばれそうだ』と、独り言。

お手伝いした孫に感謝し、私は「コシヒカリ」を扱って「腰イカレ」に なりそうだ。

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