ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

葛生秋山で紅葉と新そば

2010-11-16 09:30:39 | 食楽・年金ライフ 
秋も深まってきたその日、かみさんと葛生の秋山に出かけることにした。
幸いお天気が良いので、山の紅葉を見ながら新そばを味わおうと・・・。
そこは、葛生の町から渡良瀬川の支流秋山川に沿って上ること20分程。
我が家からは、車で藤岡 岩舟 葛生と通って行くと一時間と少しかかる。
葛生は石灰岩産出で栄えてきた町で、周辺は水も土もそばに合うらしい。
この道筋には、手打ちそばのお店が幾つかあって「そば街道」と言えそう。
かなり奧に入った所の小さな里の道筋に、古い家を改造したお店がある。

お蕎麦を食べるためだけに、わざわざ来るその店は「かみやま」と言う。
蕎麦好きの隣人と3度程来たたことのある店で、私の好みに合っている。
葛生の仙波・秋山で栽培している地粉で、「新そば」を出してくれていた。
早速中庭のある別棟の広間に入り、せいろと蕎麦まんじゅうを注文した。
その部屋の隣は、土蔵を最近改造し臼と杵を使ったテーブルになっていた。
満員になるほどの客ではなく、ゆったり座りゆっくり味わうことが出来た。

お店から近い所には座禅草の自生地もあり、その奧には滝も幾つかある。
食後は紅葉を見ようと、川に沿って20分ほど上って「大滝」まで行った。
大滝と言うほどの滝ではないが、歩道の周りは紅葉が見頃になっていた。
滝端のテーブルで、持参してきたケトルでお湯を沸かしてコーヒータイム。
「かみやまは、やまのかみにとって始めてで喜ばれた」と、ひげ爺の独り言。
今度は、座禅草の季節に連れて来ると約束する帰り道になってしまった。
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