ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

今年の春彼岸は「初彼岸」

2016-03-22 07:51:09 | 家庭菜園・庭・花 
今年の春のお彼岸は、17日が入りで春分の日をまたいで23日までになる。
それは 昼と夜が同じ長さになる時で、生物の動きも活発になる時でもある。
春彼岸は、冬の厳しい寒さを耐えて 迎えた春の恵みに感謝し、煩悩に満ち
た此岸(しがん) を離れ、彼岸(ひがん)にいる先祖様を 供養する時でもある。
彼岸中は 農作業をしない風習なので、16日にジャガイモ種を 畑に植え付
けて小松菜を播いて、角鉢にはキャベツ ブロッコリー レタス の種を播いた。

我が家にとって今年は、亡き母の初彼岸であり 例年とは異なるものになる。
この地域では初彼岸に、栃木岩船山に塔婆を納め 供養する慣わしがある。
そこで19日の9時に集まり、私と姉妹の三夫婦は お花と団子を持ってお墓
まいりをした後に、私の車で館林インターから「岩船山 高勝寺」に向かった。
参拝には 本来800段の石段を上るのだが、何故か車は通り過ごして進む。
「岩船駅」の先から脇道に入り、さらに細い坂道を上ると仁王門前に着いた。
この寺は 岩肌の荒々しい山容の中にあり、霊魂の集まるところと言われる。
狭く小さいながら賽の川原もあり、死者の霊の集まる霊山の雰囲気はある。

本尊「生身岩船地蔵」 は、徳川家光の側室である「お楽の方」 が篤く信仰し
た仏で、願いが叶ってその子「家綱」を授かり 後に四代将軍になったと言う。
事務所で手続きをして少し待ち、塔婆をいただいてからほかの参拝者たちと
一緒に本堂に上がり、供養の読経をしてもらってから 塔婆を奉納してきた。
『坂道を上がり 本堂に上がり、いろいろなものを上げた初彼岸 』 と、独り言。
お花 団子 線香 塔婆 お経、栃木のそば屋 「くろみや」では 天ぷらもあげた。
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