こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

詩のようなもの

2017年06月12日 10時55分09秒 | Weblog
ひょっこりと顔を出す

いつものタイミングで
顔を出しては
生まれた心のとげを
丸くしてくれる

惑い恐れ怒り悲しみ……を
逃れる手だてを失ったとき、
ひょっこりと顔を出す

あなたの正体は
こんなひと
あんなひと……だったんだ
忘れてないだろう
だから
大丈夫、あなたは

半世紀を生きぬいた思い出が
そう励ましてくれる
すべての思い出が輝きを帯びる
あの時の
いいこと悪いこと
みんな帳消しで
光り輝いている

だから
大丈夫、あなたは
思い出がささやいてくれる


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記憶の風景/夏は来ぬ・いい時代いいマンガ

2017年06月12日 02時10分52秒 | Weblog
夏休みになると、
村の子供たちは、
子供会単位での行動に移ります。
勉強は神社に集まり、
宿題のドリルを広げました。
周囲は林で、せみ時雨状態。
うっそうとしたヒノキや杉が茂り、
涼しさの中で、宿題は捗りました。

お盆までは、
村の中を流れる川のよどんだところで、
泳ぎました。
時間になると、
村の子供たちは、
嬉々として集まりました。
最上級生の指示で、
準備体操をします。
体操が終わると、
てんでに飛び込むのです。
パンツのままや、
フリチン(スッポンポンのほうがわかりやすそう。笑)でした。
海水パンツを持っているものは
ほとんどいない時代です。
はねた水がきらっと光って、
小さな虹を生んだりします。
泳げないものが
どれぐらいいたのかわからないけれど、
みんな元気者でした。
歓声を上げて水と戯れたのです。
おとなしい私は泳ぎが全然だめで、
いつも
土手の上から見物するしかありません。
来たくなくても、
子供会の行事とあれば、
参加しないわけにはいかなかったのです。。
キャッツキャッツと水の感触を楽しむ仲間と、
時間を共有しながら、
相容れぬ距離がいつもありました。
じーっと我慢を強いられた泳ぎの時間でした。

盆が来るとほっとしたものです。
川の淀みへの集合はなくなるからです。
水に入らなくて済むからでした。

いまだに泳げないわたし。
ただ自分の意志で、
泳がなくて済むのが
救いとなりました。


テレビと歩調を合わせたマンガも読みましたよ。
週刊化したマンガ雑誌で、
テレビの連続ドラマを作品化したものの連載までありました。
快傑ハリマオという冒険マンガが、
しっかりと記憶に残っています。
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